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第38話 遊びと勉強メリハリつけましょう

キャラ紹介してみたら? という意見を頂きましたので、ちょっとやってみようと思います。

ということで次回から。

……なんだよ……これ………。


「おいおい将也、隠しボス倒してないじゃんか。どれ、俺がやってやろう」


仕方ないなとぼやきつつ笑みを浮かべてテレビゲームをする米太郎。


「これは学芸会の劇だね」

「あ、いた! 猫さんの役なんだ。可愛い~」


アルバムに夢中な火祭と水川。なんだよ、これ……皆さんは勉強しに来たんだよね? ものすっごいくつろいでいるんだけど……。


「小学校の頃の兎月、可愛すぎるでしょ」

「癒される……」

「これじゃ駄目だレベルが低すぎる。それに精霊のイベント終らせてないと、まともにダメージ与えられないぞ。何やってんだよ」

「お前らが何やってんだぁ! 遊びに来たんじゃないでしょうが。勉強するんだろ!?」


試験まであと一週間もないんだぞ。もうちょっと焦ろうよ! 今のところ普通に友達が遊びに来た状態だから。ごく普通にくつろいでいるだけだから!


「えー、もっとアルバム見たい」

「駄目だ没収。今すぐ勉強する準備をしなさい」

「しょうがないなー」


しぶしぶ鞄からテキストを取り出す水川と火祭。アルバム返せ。ティーンズの思い出が詰まっているんだよ。今もティーンズだけどさ。


「サブイベント何もやってないのかよ。せめて武器集めぐらいはやっとけよ」

「お前もいい加減にしろよ。早くゲーム片付けろ。あとセーブはしっかりな!」


米太郎も準備を始めて、ようやく勉強する態勢が整った。やっと勉強開始だ。テーブルには米太郎と水川と火祭に、俺は自分の机に座る。


「兎月はこっちに座らないの?」

「俺は自分の机があるからな。テーブルが広く使えるだろ?」

「んー、しょうがないか」


何がしょうがないんだよ水川。こうした方がそっちがテーブル広々と使えていいでしょうよ。


「じゃあ始めましょ。分からないところは私か桜に聞いてね」

「はい、ここ!」

「じゃあ、ここ!」

「……いきなり?」


こんな馬鹿野郎どもですいません。











「これも解と係数の関係?」

「うん、それで解けるよ」


勉強会はとても順調に進んだ。火祭も水川も教え方がすげー上手で馬鹿な俺と米太郎は質問しまくり。あまりに質問して俺の移動が鬱陶しいらしく結局俺もテーブルで勉強することにした。左に米太郎、右に火祭、正面に水川という座り位置だ。


「この100%オレンジジュース美味いな。クッキーがあれば最高なんだけどな」


図々しいぞ米太郎。


「はい、クッキー。チョコ味とバニラ味があるからね」

「母さん!? なんで廊下でスタンバってるんだよ!?」


ちゃんと勉強してるから! 安心して下でドラマ観てなさいよ!


「ちょっと休憩しよっか」


水川が言うならそうしましょう。俺もクッキー食べたいし。ペンを置きノートを閉じて皆ダラダラしだす。


「今何時?」

「六時前だな。皆はいつ頃帰る?」

「今夜は帰らないぞっ」


気持ち悪いぞ米太郎。付き合いたての恋人キャラはもうやめろ! それもうイラッとするだけだから。嫌悪感しか生み出さないから。


「私は何時でもいいよ。桜は?」

「私も大丈夫だよ」

「なら、あと一時間だけしよっか。あんまし遅くなったらいけないし」


特に火祭と水川は可愛いからな。よからぬ輩がグヘヘなことをしてくる恐れがある。


「あらぁ、晩ご飯食べていかないの? せっかくカレー作ったのに」


まだいたのか母さん。そんなことしなくていいの。


「お母さん、福神漬け頂けますかな?」


漬け物マニアの米太郎の目がキラリと光った!?

その後、一時間勉強して三人は帰っていった。うーん、勉強した!



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