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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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日々のお仕事ニュース 2006年10月21日

日々のお仕事ニュース


2006年10月21日

 セイタカアワダチソウがいちばんきれいな時期。そろそろ落ち葉も目につくようになりました。9月に入ってからアメリカシロヒトリがふえて、野鳥病院と観察舎の間にある桜の葉はぼろぼろ。毛虫をとってツツドリたち(現在は4羽います)にやりたいのに、糞がたくさん落ちる割には毛虫が見当たりません。

 先週からいよいよ「自然観察案内人養成講座・実践篇」がスタート。今年はお天気に恵まれて、初日のカワウやぐら枝つけも2日目の稲刈りも順調でした。実践篇は前年度に「入門篇」「学習篇」を受講した方たちが対象。昨年は受講者が大幅に定員割れ。今年は宣伝をしっかり手広くやって、それで定員割れになるようであれば中止を含めてやり方を見なおそう、ということにしています。もともと受講者が少なく、申し込みも低調でどうなることかと思いましたが、2日ともまあまあの参加者数。

 2日目の15日日曜稲刈り。昨年から「東京ユニオンチャーチ」という教会関連のグループの方が海外の方々に稲刈り体験をしていただこうという企画でご連絡いただいていました。昨年はあいにく雨で中止。今年は16名ほど参加とのご連絡。まあ海外の方といっても日本在住だから、日本語で大丈夫だよねえ、と思っていたのですが・・・小さいお嬢ちゃん2人と通訳担当の佐藤さんを含め、計19名。欧米の方たちで、もちろん稲刈りは初めて。佐藤さんに「日本語がわかる方はどのくらいおられますか」と伺うと、「それが1人もいないんですよね。ふだんだと通訳担当が3人いるんですけど、今日は私ひとりだけで」

 まあ、おかげで案内人養成実践篇にはふさわしいイベントに。米奉行かつ英文科卒の瀬戸山さんも助っ人に来られたし、えいやっ。みなさん、とっても楽しそうでした。多少なりともお米を収穫しようとキラキラテープや網でスズメよけをした湊池棚田の「ミルキープリンセス」の田んぼ2枚。海外チームのほうがひと足早く稲刈り終了。その間マコちゃんと私はお弁当の買出し。みなさんに小さい稲束をプレゼントしたり、麦茶をお出ししたりして、久々(初?)の国際イベントも無事に終わりました。世話役の佐藤さんがわざわざ募金箱を回してくださり、楽しい催しでした。収穫祭もよろしかったらどうぞ、と宣伝。




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