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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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日々のお仕事ニュース 2006年6月17日続き

お仕事ニュース


6月17日続き

 週休日の月曜にはムクドリの窓衝突場面に遭遇した野長瀬にいさん、昨日の夜当番を終えて治療室のドアを開けたら、なんと目の前(つまり傷病鳥舎の廊下)でアオダイショウがネズミを呑んでいたそうな。「心臓に悪いです!」それでもしっかり写真を撮るところ、さすが。先週死体を拾ったマスクラットも、その10日ほど前「草刈中にひょこひょこ近づいてきて、思わずつかんだけど、噛まれるといやなので放しました。あいつじゃないかな」このところやたらとあれこれ遭遇しています。何かある?

 「市川いきものマップ」のイモリ・ヤモリアンケート。公民館・図書館・老人いこいの家などから着々と戻ってきています。やはりとても身近な生きものなんだなあ。まだ「なんだ、そんなのならずっと家の井戸にいるよ」という回答はありません。2年前にじゅんさい池の水の湧き口で見た、という記録、よそから持ってこられたものなのかなあ。集計が楽しそう。杏さんよろしく。

 カワウコロニーは繁殖終盤で、小さいヒナや抱卵中の巣はほとんど見られなくなり、使用済みでくずれたり落ちた巣が増えてきました。今週になって葛の葉が急に伸び広がってきた感じ。早く時間を作って「葛切り」に行かなくては。

近くに繁殖場所ができたおかげで、コアジサシが毎日ひらひら飛んでいます。シジュウカラ・カワラヒワ・ツバメ・ムクドリ群と小鳥類の巣立ちビナは目立つけれど、セイタカシギをはじめ水鳥の繁殖はさっぱり。谷津干潟のセイタカシギ、無事に育つといいですね。

 「捨て猫4匹」は昨日2匹目がもらわれて残り2匹に。片目失明のちびめすだけは売れ残り予定です。昨日の浦安のご一家は、ノルウェイジアンのふさふさハンサムなみかん君とのお見合いも兼ねて。子猫どもはでっかいみかん君がこわくて怒っていましたが、彼のほうはゆったりふさふさと図書室を見て回っていました。とてもすてきなご家族だったので、もらわれたわんぱく赤猫も幸せに暮らすことでしょう。 

 さて、こしんちゃんがいなくなってひとりぽっちになったハクビシンのおしん。定価が「598円」のマンゴーが見切り品で他の果物とセット150円也だったので、1個まるごとやってみました。最初は口をいっぱいに開けて噛みつこうとしていましたが、届かなくて、マンゴーを枕にふて寝。それでも夜のうちに3分の1ほど食べて残していました。食べ残しを刻んでやってみても、喜ばない。試しに味見したけれど、確かにおいしくありませんでした。カジイチゴの甘い実は大好きです。では。 


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