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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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日々のお仕事ニュース 2006年2月20日

日々のお仕事ニュース


2006年2月20日日

 寒さのおかげで、ロウバイがまだ満開です。陽だまりではオオイヌノフグリやヒメオドリコソウが咲いて、季節がぐんぐん動きはじめました。

 お仕事状況は大急ぎで羅列。2月10日の金曜、一宮のサギねぐら調査のついでに、2羽のコアホウドリを放す予定だったところが、1羽は出戻り。お天気さえ許せば22日水曜夜に有志が大島航路(東海汽船)に乗って、大島付近で飛ばしてみよう、ということに。13日(月)は恒例のカワウバンディング。ちょっとヒナが小さめだったようですが、119羽に標識。幸いに、大きくなったヒナが巣から飛び降りて入水、という事故は1件もなし。18日は富田さん念願の小島岬の「鳥居」の立て替え。山口・野長瀬両兄さん、富田さん、山岡さんと4名で頑丈な丸太と太い竹材を立てました。18・19日と「自然観察案内人養成講座・学習篇」も無事終了。


2006年4月8日

 雨にぬれた桜がとてもきれいでした。4月4日、福栄4丁目の市民菜園のところでひさびさにモズを見ました。5日の夜はシロチドリのグリュグリュという繁殖声。繁殖地整備の季節です。

違法飼育のオオタカ5羽が入所したり(うち1羽は私が逃がしてしまった―泣き―)、仮設禽舎の網に放火されたり、というおそろしい週からはや2週間。先週は「行徳内陸性湿地再整備検討協議会」「第11回三番瀬再生会議」「第1回三番瀬環境学習施設等検討委員会」 と3連チャンでした。千葉県購入の新しい冷凍庫も到着。

 年度末・年度始め。1年間ごいっしょした市川市再任用職員の進藤敬子・青山和子さんとお別れで、代わってシルバー人材センター派遣の若本嘉洋子かよこ奥谷洋子ひろこさんが交代で勤務。

 大好きなエノキの芽吹き、いちばんきれいなのは今日明日くらいでしょう。今年もツツドリがいるので、早く毛虫が出ないかな、と、スタッフはひそかに心待ち。

ハクビシンのおしん・こしんは目下皮膚病治療のための投薬中。愛動物病院の先生に先週往診をお願いしました。おしんのいつも下側にしているあたりが禿げてきて、ぷつぷつも出たためです。好物のちくわで気をそらして注射にも成功。疥癬ではなくて、アカルスというダニかもしれないとのこと。ネズミのせいかも。こしんものどのあたりが少し禿げていました。さて、投薬はどうしたものか。じかに口をあけて飲ませるわけにも行かないし(こわいっ)。それでも大好物の牛乳に溶いてやったところ、なんなく成功。おしんの分までなめようとするこしんのガードがたいへんなだけ。

容器を手で持っておしんに飲ませるのは正直こわいです。一度など「あ、指だ」と食いつこうとしましたよ。それでもあと2週間がんばらなくっちゃ。では。



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