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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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日々のお仕事ニュース 2005年6月27日

日々のお仕事ニュース   すずがも通信153号   2005年8月


6月27日  

桜並木のさくらんぼが黒く熟して、ぽたぽた落ちて、梅の実がみごとに大きくなって、今は芝生のヤマモモが枝がさがるほどびっしりと実っています。今年は実ものがよくできるのでしょうか。

 6月11日、岩槻の小川良佑さん(町田安男さんのお友達。さきたま古墳群資料館のもと館長さん)からいただいた古代米の苗の田植え。まだ終わらず。ジツのところは、植える場所の準備がまだ終わらず。ま、今日も、千葉市から桧造さんとおっしゃるリタイアされた方が田植えの手伝いに来てくださるので、今週中にはなんとかきりをつけたいところです。

 野鳥病院はクマネズミ対策に大わらわ。住みついているらしい大きな青大将さんが冬眠している間に、すっかり大きくなったネズミどもが、時には日中までチューチューどたどた。こともあろうに、治療室に侵入しています。夜当番は室内放飼の鳥たちをぜんぶ箱にしまっておいて、室内にネズミとりを仕掛け、朝当番はとれたネズミの始末が追加のお仕事。かなり悲しい。

 浦安市千鳥と市川市高浜と、近くにできた2カ所のコアジサシコロニー。達夫さんや松岡さん、山北さんたちが時間の許す限り調査等に通っています。ヒナが大きくなっているそうですが、どこのコロニーもチョウゲンボウがヒナ獲りに通っているとのこと。少しでも順調に飛べるようになるまで育ってほしい。

 「友の会独自のインターン」さんとして、昨日は大妻女子大の柴田加奈さんが初日。今日は深田真吾さんの初日。昨日は田植え、今日は福永杏さんの指導で葛切りを予定。金曜にはSSCS(市民社会創造ファンド)からのインターン、南公一郎さんが初日。次々に若い方たちが来られるのはうれしい限り。一方では、4月からの再任用(市川市職員を定年退職された方が2年間と時日をかぎり、賃金も抑えて再雇用される制度)のみなさんも、清掃休館日を利用して、観察台にニスを塗ったり、下足箱にペンキを塗ったり。

 さて、ハクビシンのシンちゃんも間もなく来所13か月。人が近づいてもほとんどこわがらなくなって、「頭かきかき」「背中かきかき」「甘いものちょうだい」と許容姿勢。かなりペット化。でもまだ強烈なひと噛みがこわいけど。



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