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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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日々のお仕事ニュース 2005年4月17日

日々のお仕事ニュース   すずがも通信152号   2005年6月掲載


4月17日  4月もはや後半。新人さんたちも、だいぶ落ちついて仕事に励んでおられます。上野動物園への鳥たちのお輿入れの話もようやく具体化してきたし、ちょっと安心。

 ユンボ―による繁殖地整備、まっさかり。兄さんがた3人は、手があけられるかぎりは、雨が降ろうと槍が降ろうと重機に乗っています。

 餌場のオナガガモとセグロカモメがほぼ消えました。かわって、マスクラットがよく目につきます。対岸に巣があるらしく、餌場の丸パンをひとつくわえて、両手で支えて、丸浜川を横切ってゆきます。アオジは、さえずりをほとんど聞かないうちに、渡去してしまったかも。冬の小鳥たちともしばらくお別れ。


 後半身付随のハクビシン雌、シンちゃん。朝、たぬきちにハーネスをつけて外に出す時、お向かいのシンちゃんのケージによって、まわりに落ちた餌がないかと探すのがたぬきちの日課。昨日朝、ケージの外にシンちゃんのしっぽの先がちょっと出ていたのを見つけて、なんとかみついてひっぱった!ずりっと引き寄せられたシンちゃん。すわデスマッチ・流血沙汰、と私は真っ青! ところが、やっぱり感覚がぜんぜんないんですね。きょとんとして、何?という顔つき。あわててたぬきちを引き離しました。幸い、歯形がついた程度で済んで、シンちゃんは怒りもせず。はあーっ。



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