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現在進行 鳥の国 3  作者: 蓮尾純子
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はじめに

はじめに


 2021年10月6日。夏のような強い日差しの晴天が何日か続いて、秋はどこへやら、と思うほど。それでも9月中旬に一時開花したキンモクセイが本来の時期に花をつけ、ギンナンの実も黄色く色づいてきました。モズの高鳴きが聞こえます。すぐそばの新浜鴨場で、カモ猟のおとりに使うアヒルの訓練のため、カンカンと板木を打ち鳴らす音が聞かれるようになりました。

 2020年10月11日にオープンした行徳野鳥観察舎の後継施設「あいねすと 市川市行徳野鳥観察舎」は、開館後1年近く。あいにくのコロナ禍で利用者数を制限したり、休館を余儀なくされることもありましたが、設置されたカフェも好評です。今年の10月1日から、行徳駅からの直通ミニバス「あいねすと循環」の試験運行が始まりました。1日8便、1時間1本(月曜運休)、昼の時間帯を除き、青空にカモメ柄のかわいいバスが走ります。利用率が低いと本格運行ができないので、お客が確保できるのか、心配ですけれど。


 2001年4月から2003年11月までのできごとを綴った「現在進行 鳥の国 2」の掲載が終わり、引き続き、「現在進行 鳥の国 3」の掲載を始めます。隔月発行の行徳野鳥観察舎友の会(2021年からは「行徳自然ほごくらぶ」と改称)の機関誌「すずがも通信」に毎号連載された「鳥の国から」と「保護区はいつも現在進行」をベースとして、ほかの記事も加え、2005年からは100人ほどが参加している「新浜メーリングリスト」に「日々のお仕事ニュース」として上げたものもピックアップしました。隔月のすずがも通信と異なり、メーリングリストは時々刻々。これまでとは少し様子が変わるかもしれません。

 来年のどこかの時点、きりのよいところで「4」に引き継ぐことになるでしょう。この「3」がたぶん折り返し点。1歩前進、〇歩後退。環境復元への試みの現場をどうぞご覧ください。


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