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三つ編み物語  作者: 建忘
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光子の日本髪

「ん?ここは?」「みんな髪型が教科書に載ってる人の髪だ...」

光子は曾祖母とおなじくタイムスリップしてしまった。

「あなたが夏枝さんね、早く入りなさい!」「え?」引っ張られていく光子

髪結い椅子に座わらされる光子「え?え?」

「おかしな格好ね、まあいいわ」「髪がちょっと変な匂いね、やけにツルツルだし、これじゃあ綺麗に結えないわ」現代のシャンプーとトリートメントの髪はこの時代では適さないようだった。

「ちょっと!この子の頭をしっかり洗ってあげて!」髪結いのお師匠が言うと光子は洗髪場所に連れて行かれ、セーラー服を脱がされ汗臭い三つ編みをほどかれる。

三つ編みがほどかれる「あ、あのー」「お通じはあったの?」「4日くらいでてないです。」「時間ないから急ぐわよ!」

言うと同時に光子の頭を盥に突っ込み、洗髪液をたっぷりかける

「うぶ、ぶふぉ!」髪を顔ごと洗われて鼻に入りむせる光子

「この子お便秘でしばらくお通じないらしいから大便をさせといて!」

長時間の髪結いとお見合い用写真撮影で長時間動けないため、排便がない場合浣腸を行うことになっていた。

「はいじゃあ浣腸しますね」前屈み洗髪状態の光子に浣腸をしていくお弟子さん

「んっあ!」浣腸されて変な声が出てしまう光子

「まだ出さないのよ!」「お腹が!…」おしめをされ再び洗髪を続行される夏枝。

しばらくしてから洗髪頭のまま夏枝は廁へ連れて行かれ排便をさせられた。

「痛った!痛いー!」洗髪後今度は硬い鬢付け油を髪に擦りこまれ痛がる光子

「我慢しなさい」構わず鬢付け油を付けられていき、髪をぐいぐい上に引っ張られて筆のような髪にされる光子「痛い!」

鬢付け油を馴染ませるために髪をとぐろを巻くように纏められ、その間に厠へ小便に連れて行かれる光子。小便後髪を四方八方にわけられ立ち上げられ、サボテンもしくは爆発頭みたいにされ恥ずかしがる光子

その後もぐいぐい引っ張られてようやく日本髪が完成した。

日本髪の頭は蒸れて光子は痒そうにしていた。

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