File6 熱い 格闘漫画!
読んだことはないけど
この話を書いてる時何回か
頭の中には「はじめの一歩」が浮かんでた
作者「失礼します…」
編集者「お?また今回はどんなの〜?」
作者「漫画を見せる前にひとついいですか?」
編集者「はい?どうしたんの?」
作者「あなたはとびひざげりって知ってますか?」
編集者「とびひざげり?飛んで…膝で…蹴る?」
作者「まぁそんな感じですね」
編集者「なんでそんなことを?」
作者「あなたに食らってもらおうと思いまして。」
編集者「え?!な!なんで?」
作者「先日のこと覚えてないと言わせませんよ?」
編集者「お、覚えている!ような覚えていないような…」
作者「では思い出すようにとびひざげりを…」
編集者「ちょっと待って!覚えてる!」
作者「ではとびひざげりを」
編集者「どっちにしろ食らわせるんじゃないか!」
作者「まぁ冗談はここまでにして…
今後はやめてくださいね…勝手に漫画を見た上に
編集加えるなんて…」
編集者「わかったわかった!」
作者「ったく…」
編集者「まぁとにかく今回の漫画は…
もしかして格闘漫画かい?」
作者「え?よく分かりましたね」
編集者「なんとなくだよ〜」
作者「今回はですね総合格闘技の大会で優勝を
目指していた少年が病気であと1年しか試合に
出れなくなるんですがその1年の間に繰り広げる
熱い戦いを描いたバトル漫画なんです…」
編集者「そう。どれどれ…」
作者「今回はへんなふうに変えないでくださいね」
編集者「えー!私の楽しみなのに!」
作者「やめてくださいよ!」
編集者「まぁまぁ」
作者「まぁまぁじゃないですよ…あなたのせいで
私連載できてないんですよ?」
編集者「私のせいではなくあなたの
ストーリー・絵・キャラのせいということは?」
作者「あなたが恋愛ものやバトル漫画を
ギャグ漫画に変えるからですよ!」
編集者「いっそいくつかギャグ漫画として
出してみましょうよ!」
作者「嫌ですよ!」
編集者「まぁいちを考えておいてよ」
作者「…」
編集者「さてこの漫画だけどここは
どんなシーンなの?」
作者「ここですか?
主人公が病気で1年しか
試合に出れなくなることを
告げられるシーンですね」
主人公「え!?僕はあと…1年しか試合が出来ないんですか…?」
医者「残念だけどそうだね…」
主人公「そんな…なんとか手術とかして
治らないんですか!」
医者「病気を遅らすことは出来るんだが…
過度な運動できなくなるうえ副作用も強い、
それでもいいなら良いのですが…」
主人公「そんな…くっ!!どうしたら…」
編集者「ここはね…ちょっと重いね」
作者「重い?」
編集者「雰囲気が重いの!だから…」
カキカキ_φ(°-°=)
主人公「え!?僕はもう…あのハンバーガーは
食べられないのですか!」
医者「残念だけど君だけじゃない…」
主人公「そんな!まさかもう売り切れに!なんとかして買うことは出来ないんですか?」
医者「実はな…大人気のあまりあのハンバーガーは
再登場するようだ!しかも肉が1.5倍!
今なら値段変わらず380円だ!」
主人公「そうか…ふっ!!買いに行かねば…」
作者「CMか!」
編集者「漫画を売りつつハンバーガー屋の宣伝もする
スポンサーにハンバーガー屋があれば
一石二鳥だ!」
作者「こんな漫画誰もアニメ化しようとは思いませんよ!なんで主人公は医者とこんな日常会話
かわしてんですか!」
編集者「話題を明るくしようと思ってね…」
作者「重いようにしてんのに軽くしないで
ください!」
編集者「ほかはね〜」
作者「もう編集はしないで持ってってください!」
編集者「いちを見ないとね〜」
作者「もう!」
編集者「んでほかは…こことか?」
主人公「もう1年しか試合に出れないって…」
友人「え…?怪我?」
主人公「病気みたい…」
友人「そんな…で、どうするの?つづけるの?」
主人公「…俺は優勝したい…何としてでも優勝したい
だから…つづけるよ!」
友人「やっぱりね…そう言うと思ったよ…がんばれ。」
編集者「ここはね〜こんな感じに…」
カキカキ_φ(°-°=)
主人公「もう在庫がないかもだって…」
友人「え…?売り切れ?」
主人公「人気みたい…」
友人「そんな…で、どうやって買うの?
いくらで売ってるの?」
主人公「隣町に行ってまで買うよ!値段は380円
しかも…肉は1.5倍!」
友人「なるほどね…みんなも売り切れる前に…買おう」
作者「まだ続いていたのかCMのくだり!!」
編集者「医者にされた話はみんなにするでしょ?
俺もう余命1年なんだ。とかって?」
作者「そういう話だったんですよ!なのに
なんでこんなくだらない話になってるんですか!」
編集者「広告は大事だよ!」
作者「こんな所で紹介されてなきゃ
いいんですよ!街のちっちゃな背景に入れる
ぐらいとかがちょうどいいんですよ!」
カキカキ_φ(°-°=)
背景のビルの看板に現実のお店の宣伝が書かれている
編集者「うーん。これじゃあんまり注目
しないんじゃない」
作者「いいんですよ!」
編集者「まぁ、ここは置いといて…」
作者「もう変えないでくださいよー」
編集者「えー、今いいところ見つけたのに…」
作者「変えるの禁止!」
編集者「うーん…じゃあ今回は変えはしないよ。
その代わり付け足しはどうかな?」
作者「「今回は」ってなんですか!次回からも
禁止にしてください!」
編集者「まぁまぁ今回は変えはしないから…
えーとね…」
主人公「ハァハァ…」
友人「無茶しちゃダメだよ!」
敵「そうだぜ?そろそろギブアップじゃないのか?」
主人公「残念ながら…俺は諦めが…悪いんでね…」
敵「どうやら、ノックアウトをくらいたいみたいだな。ヴゥリャァアアア!」
主人公「うぉぉおお!!」
作者「と、ここで終わり次回は2人のラッシュから
始まりクライマックスにいく…という感じですね…」
編集者「こんな感じなのを付け足すね。」
カキカキ_φ(°-°=)
主人公「ハァハァ…」
友人「無茶しちゃダメだよ!」
敵「そうだぜ?そろそろギブアップじゃないのか?」
主人公「残念ながら…俺は諦めが…悪いんでね…」
敵「どうやら、ノックアウトをくらいたいみたいだな。ヴゥリャァアアア!」
主人公「うぉぉおお!!」
カメラマン「ハイカット〜!!」
主人公「お疲れ様で〜す」
作者「冷めるわ!!」
編集者「熱いからね」
作者「ドラマじゃないんですよ!!」
編集者「漫画だからね…」
作者「そうじゃありませんよ!」
編集者「ん?」
作者「なんでバトル展開からいきなりのドラマ撮影に
変わってるんですか!主人公お疲れ様で〜す、じゃ
ないですよ!ケロッとしてるじゃないですか!」
編集者「広告満載、バトルも演技だからハラハラしない!落ち着いて見れるじゃないか!」
作者「ドキドキしてみてほしいんですよ!なんで
落ち着いて見てもらう方向になってるんですか!」
編集者「まぁまぁとりあえずこの話は
また上にかけあってみるよ」
作者「もういいですよ!返してください!」
編集者「あぁ!」
作者「失礼しました!!!」
編集者「また待ってるから〜」
カフェにて
作者「みてろよ…編集出来ないような漫画を
描いてやるからな…」
友人「あはは…頑張ってね…」
友人(他の出版社とかに持って
いけばいいんじゃないのかな?)
閲覧ありがとうございました!
ちなみに彼らがよくいる
カフェの名前は
「喫茶 オシャウォット」です!