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出版社に漫画を!  作者: 海音(みおん)
5/13

File5 かっこいいヒーロー物!

そろそろネタ切れかな?

話が思いつく時にお話を書けないから

なかなか続きが書けない…

カフェにて

作者「う〜ん…いい歳してヒーローを夢見てるって

おかしいかな?」

友人「そうでもないと思うけどね…」

作者「じゃあ自分でヒーロー物のお話を考えて

それを演じるのも変じゃない?」

友人「自分は変とは思わないけど…」

作者「そうなのかなぁ…」

友人「なんか疲れてない?」

作者「うん…最近ね、描いた漫画を出版社に持っていくんだけどね…そこの編集者の人と色々あってね…」

友人「そっか〜どんな人なの?」

作者「こんな人」

携帯で写真を見せる

友人「いや、性格とかを聞いてるんだけど…」

作者「性格ね…活発?自分勝手?明るい?」

友人「そうなんだ。漫画ってどんなふうに

書き換えられちゃ…」

作者「あ!やべ!財布忘れてる!」

友人「え?あ、大丈夫だよ。自分が

払っといてあげるから」

作者「いや!この後にも財布がひつようだから

どの道…ちょっと家からとってくる」

友人「え?ちょっと〜、行っちゃった」


編集者「カフェで一息つこっかな〜」

カフェから物凄い勢いで出てくる作者

編集者「あれ?おーい!って聞こえてないか?」

カフェに入る

店員「いらっしゃいませ〜

おひとり様ですか?」

編集者「あ、はい。ひと…ん?」

編集者はとある一点をみつめる

編集者(あの画風は…今出て行ったのは何かの用事…)

編集者「…連れが先に来ているみたいです」

店員「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」

編集者「ねぇ?君」

友人「へ?はい?」

編集者「君って彼のお友達かな?」

友人「彼って…」

編集者「この漫画を描いた子」

友人「はい。そうです…あ、出版社の

編集者さんですか?」

編集者「そうそう。彼から聞いてるの?」

友人「まぁ、少しだけ…」

編集者「そっか〜。その漫画さぁ

良かったら私に直させてくれない?」

友人「え?な、なんで自分に?」

編集者「別に返事は聞いてないけど

いちをなおしちゃうよ〜ってのを聞いて欲しくて」

友人「勝手に直しちゃったりしていいんですか?」

編集者「大丈夫、大丈夫!」

友人(すごいフレンドリー?)

編集者「これどんな漫画だって彼言ってた?」

友人「え?あー、えっとですね。たしか

主人公が変身して戦うかっこいいヒーロー物って

言ってたと思いますけどね?」

編集者「へ〜、ヒーロー物かぁ。私ヒーロー物

結構好きなんだよね〜。朝も早起きしてみてる

時もあったわ〜」

友人「そうなんですか…」

編集者(ストーリーとかも好きだけど

イケメンばっかりでてくるんだもん。)

編集者「う〜ん…」

カキカキ_φ(°-°=)

編集者「それと…」

カキカキ_φ(°-°=)

編集者「あとは…」

カキカキ_φ(°-°=)

編集者「よし!」

友人「早いですね。描くの」

編集者「私の特技なの〜」

友人「ちょっと見ていいですか?」

編集者「ちょっと待って!彼が帰ってきたら

一緒に見て?」

友人「あ、はい」

編集者「私はちょっとこの後用事だから…

じゃあね〜」

友人「さようならー」

カフェを出ていく編集者

友人「すいませ〜ん」

店員「はい」

友人「カフェラテひとついいですか?」

店員「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ」

作者「ごめんごめん。今日の朝財布入れたと

思ったんだけど…」

友人「いいよいいよ。それにしても早いねぇ…」

作者「そりゃ全速力で走ったんだもん

早くつくのも当然…」

友人「そっか〜」

作者「ん?なんか新しい漫画が挟んである?これお前が描いたの?」

友人「あ、それはさっきここに来た、編集者さんが

描いて行ったよ?」

作者「はぁ?!あの人がここに来たの?!

なんで?どうして?!」

友人「さぁ?カフェで一息つこうとここに入った

けどこの漫画を見つけて、付け足して帰った…

ってとこかな?」

作者「よりによってこの漫画を直されるとは…」

友人「まずかったの?」

作者「なんか恥ずかしいだよ!」

友人「そっか…」

作者「あの人なんて変えたんだ?!」

ページをめくる

主人公「な、なんだ?あの変な化け物?」

ヒロイン「あれは、ゲートスター。人の悪に

つけこみ、その人の悪の力で破壊の限りをつくす」

主人公「じゃ、じゃああれの元は…」

ヒロイン「人間よ…」

編集者『ここはねぇ…こんな感じでいいんじゃない?』

ページをめくる

主人公「なんだ?あの見るからに世界を

掌握しそうなイケてるモンスターは?」

ヒロイン「あれは、ゲートスター。人の悪に

つけこみ、その人の悪の力で破壊の限りをつくす」

主人公「ゲートスターなんていい響き!

では、この騒ぎの元凶は〜?」

ヒロイン「人間よ…」

作者「なんで主人公の性格直してんだぁ!

ちょっと積極性にかけてる主人公が

ヒーローになるからいいのに、チャラ男が

主人公だったらずんずん話進んじゃうじゃん!」

友人「ちょっと声が大きいよ」

作者「それにご丁寧にヒロインの行動、言葉は一切

変えてない。結果悪いの悪者じゃなくて人間って

判断されちゃうじゃん!これじゃ!」

編集者『やっぱりね、主人公がひ弱そうだと

なめられそうだからね。やっぱりこれくらいが

いいんだよ』

友人「いつもこんな感じなの?」

作者「だな…。他はどんなのにされたんだ…」

友人「これじゃないかな」

ページをめくる

ヒロイン「事件よ!」

主人公「じ、事件?それってゲートスターの?」

ヒロイン「そうよ。恐らく…お金が目的かしら…」

主人公「お金?なんで?」

ヒロイン「言ったでしょ?ゲートスターは

人間の悪につけ込み強くなる…悪を育てるために

人間の悪のことをするのよ。ここの近くには銀行があるわ。」

主人公「つまりこの人の目的は銀行強盗…」

ヒロイン「行くわよ。」

友人「これが変えられたものかな?」

ページをめくる

ヒロイン「事件よ!」

主人公「Incident!?どこで何が起きたのかな〜?

もしかしてhospital?store?はっ、もしやBank?。」

ヒロイン「そうよ。恐らく…お金が目的かしら…」

主人公「そうだな〜。まぁ俺がIf the fight、enemy

なんてMomentでlose!」

ヒロイン「言ったでしょ。ゲートスターは

人間のあk…

主人公「だがMeでもSimpleにWin出来るわけじゃない〜。EveryoneのcheeringがあればVictory!!」

…行があるわ。」

主人公「さぁ、DestinationまでGO!」

ヒロイン「行くわよ。」

作者「読みにくいわ!」

友人「声が大きいって!」

作者「なんでチャラ男こんなにも英単語使うんだよ!

よくわからんわ!せめて日本語訳つけてよ!もう!」

カキカキ

((訳)事件・病院・お店・銀行・戦えば・敵・一瞬・

負け・私・簡単・勝てる・みんな・声援・勝利・

目的地・行こう)

作者「これでよし!」

友人「なんで訳を?」

作者「何となく…。それよりもあとここ!

ヒロインの言葉遮ってまで言うことか!

もっとマシな変更をしてよ!!」

編集者『主人公はglobalな感じにね〜

とあるアニメのキャラを思い出しちゃったよ〜』

作者「あの人も英語喋り移ってるし…」

ページをめくって

友人「あとここかな?」

作者「まだあったのか!どれどれ…」

主人公「ぼ、僕バイク運転するの久しぶりなんだけど…」

ヒロイン「爆発!あそこよ!」

主人公「そ、そこまで!…にしといたら?」

敵「貴様ら何者だ!」

主人公「え?えーと…」

敵「まぁ、いい私の邪魔をするものは容赦しない!」

主人公「ね、ねぇどうやって変身したら…?」

ヒロイン「ここをこうして…こう!」

主人公「うわぁ!」

敵「なんだ?あの体にまとわりついているものは…」

ヒロイン「がんばって!」

友人「敵と戦うところかな?」

作者「そうだな。マシなのになってるように…」

ページをめくる

主人公「キックボードなんて久しぶりに乗ったわ〜」

ヒロイン「爆発!あそこよ!」

主人公「black fireworksを生み出したのは

君だね〜」

敵「貴様ら何者だ!」

主人公「俺はお前を倒す者!覚えておくんだな。

と言ってもお前はやられるんだがな」

敵「まぁ、いい私の邪魔をするものは容赦しない!」

主人公「変身はここをこうしてこんな感じでkou?」

ヒロイン「ここをこうして…こう!」

主人公「スーパーミラクルウルトラダイナミック

ワンダフルゴールデンバーニングスペシャルハイパーマスターゴットターンシャイニング大変身!」

敵「なんだ?あの体にまとわりついているものは…」

ヒロイン「がんばって!」

主人公「だから読みずらいわ!!」

友人「だから声が大きいって!」

主人公「まだ英語喋り続いてるし!なんで

主人公ちょっとかっこいいセリフ言おうとしてんの!そして変身の掛け声長い長い長い!まじで

読みにくいわ!」

編集者『主人公はやっぱり迫力がなきゃ!

こんなに長ければどんなヒーローよりも

迫力は負けないでしょ!』

作者「こんなやつ勝負で負けろ!」

友人「これ出版社に持っていくの?」

作者「いや、絶対に持ってかない」

友人「もったいないな〜」

作者「あの人に次あったらかかと落としでも

おみまいしてあげようかな…」

友人「あはは…」


閲覧ありがとうございました。

ちなみに私は

スーパー戦隊か仮面ライダーか

どちらのヒーローが好きというと根っからの

スーパー戦隊派です。


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