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神様に土下座された少女

さてはじまります

ここは天界異世界の創造神フェルムが


地球の神天照に頭を下げている


「お願い天照ちゃん私の守護するフェルミニア世界に地球の人間を貸してください」


「そう言われてもフェルムちゃんの世界に行かせるとなるとかなりの素質の持ち主になっちゃうじゃない


そう言う人物は大抵こっちの世界で歴史にかかわらせる予定の人物なのよやっぱり難しいわよ」


「そこを何とかお願い私を助けると思ってほかの素質の高い世界の人間は大抵その世界の神の種だから頼


めないよの」


そう言って友人である天照に食い下がるフェルム


「そうねえ素質に気づいてない人間で当人が了承することが条件よ」


仕方なく頷く天照


その返事に満面の笑みのフェルムは


「ありがとう天照ちゃんそれじゃあ一緒に探しましょ」


そう言って目の前に地球を映し出すと探していく


いかし


「やっぱり大抵の人間は素質に気がついているいるわね」


そう言う天照の脇で涙目のフェルムだったがある一人の少女に目を止める


「天照ちゃん素質に気がついてない人間ならいいのよね」


「ええ良いわよでもそれがいないから苦労してるわけで」


「ならこの子は?」


フェルムは目の前に一人の少女を映し出す


「歴史にかかわらせる予定の子じゃないわねでも素質はどうなの」


フェルムはその言葉に待っていましたと少女の素質を映し出す


名前野田あやめ


年齢15歳


素質


武器術神級


格闘術神級


魔術行使神級


魔力操作神級


魔術適正神級


覚醒素質無し


「何でこんな子が地球に居るの生まれる世界間違えてるわよ」


そう言って頭を抱える天照にフェルムは


「それじゃ後はこの子の了解を取るだけねあっ丁度一人になってくれたそれじゃあご招待」


「これで中学卒業か」


あやめは卒業式の帰り道で卒業証書の入った筒を振りながら自宅である孤児院に急いでいた


両親を交通事故で亡くし引き取り手の居なかったあやめは相手からの賠償金を両親の友人でもあった弁護


士に預け一人孤児院に身を寄せた


「直樹さん達私に気を使わなくてよかったのに」


先ほど別れた弁護士で後見人になった直樹夫妻に思いをはせる


「二人にしてみれば新婚の邪魔をしないために孤児院に行ったってかんじなのかな」


両親が亡くなったとき直樹に相談せずに孤児院に行ったのだが直樹夫妻は絶賛婚約中で式の日取りも決


まっていたそれを夫妻は気にして事あるごとに孤児院に顔を出し入学卒業の際には必ず参列してくれた


「パパ、ママあやめは中学を卒業したよ」


あやめはそう言って空を見つめると今は亡き両親に報告していた


そんな時だったあやめの足元が光り始めあまりのまぶしさに目をつぶると


「野田あやめさん天界にようこそ」


その声に目を開けると


二人の女性


「だれですか?」


その言葉に


「私は地球の神天照」


「私は異世界の神フェルム」


「あなたにお願いがあって天界に招待しました」


そう言って間の前にあつらえた椅子をすすめる


「あの私にお願いってなんですか自分で言うのもなんですが何のとりえもありませんよ私」


不安そうに尋ねるあやめ


「ふふ大丈夫あなたの素質は確認してあるから今は眠っているだけちょっとだけ起こしてあげるわね」


そう言ってあやめの額に触れる天照だったが次の瞬間


青ざめると離れてフェルム共々土下座をする


「ちょ何してるんですかやめてください」


慌てるあやめにフェルムが


「あれおかしいなこのまま動けないんだけど天照ちゃんはどう」


「私もだめ頭を上げられないこのままの体勢で確認するわね」


そう言ってあやめの前にあやめ自身の素質を映し出す


「悪いんだけどあやめさんそこに表示されてるあなたの素質を読み上げてもらえるかしら」


天照に言われるままにそこに映し出されている自分の素質を読み上げる


武器術大神級


格闘術大神級


魔術行使大神級


魔力操作大神級


魔術適正大神級


覚醒素質


全素質完全覚醒状態


「ですけど」


そう言うあやめに


「ちょっと天照ちゃん完全覚醒してるじゃないやりすぎよ」


「はは加減を間違えたはねあやめさんゆっくり深呼吸してもらえるかしら」


天照に言われたとおりにゆっくりと深呼吸をするあやめ、それを何度か繰り返すとフェルムと天照は頭を


上げもとどうり椅子に座る


「ごめんなさいね力の加減を間違えてしまったみたい」


そう言って頭を掻く天照


「それでどうかな素質が起きたかんじは?」


フェルムはあやめに尋ねる


「うーんなんかいろいろな出来事経験が理屈だてて整理されていく感じって言えばいいんでしょうか」


あやめは体に感じているそれを精一杯表現する


「大丈夫急に起こしたから慌ててからだが対応しているだけだからしばらくすればおちつくわ」


天照はあやめにそう言って安心させると話を再開させる


交渉開始です

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