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グリム学園へ。

「――うーん…?まぶしっ」

どうやらいつの間にか眠ってたようだ。

窓から入ってくる太陽の光から逃げるように毛布に包まろうと――

「…?あれ?」

近くにあったはずの毛布が無い。それどころか…

「どこだここ…?」


周りには木や草、少し遠くからは水が流れる音が聞こえる。

?「やっと起きたかい?」

どこからか声がする。しかし近くに誰もいない。

?「おっと、ごめんごめん。よいしょっと。」

そう言って目の前に現れたのは――

チェシャ猫「じゃじゃ~ん」

グリムで何度も見た、あのチェシャ猫だった。

「…へ?」

驚きで変な声をあげてしまった。


チェシャ猫「おや?ボクを覚えてないかい?」

覚えているに決まっている。決まっているんだけど…

「チェシャ猫…だよな?」

チェシャ猫「ニシシ、その通りだよ」

「なるほど…夢か…」

そう言って自分を納得させる、が。

チェシャ猫「残念だけど、夢じゃないんだ」

チェシャ猫はそう言い、夢であることを否定した。



チェシャ猫から説明を受けながら歩く。

どこに向かっているかはまだ教えてもらってない。

「……つまり、ここはグリムの世界だって?」

チェシャ猫「そういうこと」

チェシャ猫が言うにはこうだ。


ここは存在するかもしれないし、存在しないかもしれない

グリム学園の想区という場所だということ。

コネクトをしなくても、ヒーローが自由に活動しているということ。

そして、作品を問わず様々なキャラクターがこの想区にいるということ。


チェシャ猫「ここまで言えば、どこに向かってるかわかるかな?」

「グリム学園に向かっている、でいいのか?」

チェシャ猫「その通り。キミにはそこで生徒になってもらうよ」

「なんで俺が…?」

チェシャ猫「それは学園についてからのお楽しみ」

「そこ重要だと思うんだけどっ――」

そこから先は言えなかった。

なぜなら…


ヴィラン「クルルゥゥ」

目の前にヴィランが現れたから。

見えるだけ数えても5匹以上いると思う。

チェシャ猫「ボクだけなら大丈夫だけど、キミもいるってなると…」

そう、ゲームならいつも倒してた。

けど今はプレイヤーだった側、ただの人間だ。

チェシャ猫「これはちょっとまずいかなー…」

どうすればいい、考えろ…考えろ…。

その時だった。


?「あれ?チェシャ猫じゃーん!元気ー!?」

そう言って現れたのは…

チェシャ猫「やぁ、三月ウサギ。ちょうどよかった、助けてもらえないかい?」

三月ウサギ「ヴィラン!?いいよー!全部倒しちゃってもいいんだよねー!?」

チェシャ猫「もちろん」

チェシャ猫がそう言った途端、三月ウサギは飛び始めた。そして…

三月ウサギ「へいへい!スマイルでいこーよー!!」

「あれは……」

チェシャ猫「ポイズンフル・シンキング。戦闘中でもやかましいね、三月ウサギは」

三月ウサギ「パーティーはまだまだ続くよー!!」

――あっという間にヴィランを倒してしまった。


三月ウサギ「あれ?ところで君は?」

チェシャ猫「おっと、そうだった。紹介が遅れたね」

三月ウサギ「もしかして!もしかして!新しく学園に入るって言ってた!?」

ゲームでもやかましかったのに目の前にいると…。

「そうです。よろしくお願いします」

距離を取りたくなって思わず敬語になってしまった。

三月ウサギ「そうなんだ!うちは2年の三月ウサギ!よろしく!!」

チェシャ猫「キミは学園に向かう途中かい?」

三月ウサギ「そうだよ!君達も?」

「そうです、チェシャ猫に案内されて」

三月ウサギ「そっかそっか!じゃあ一緒に行こう!」

まじか…。

チェシャ猫「それは助かるよ。またヴィランが出てきたら困るからね」

そうして俺とチェシャ猫、三月ウサギの3人で学園に向かうことになった。


……そんなこんなで学園に到着した。

学園の外見は特に珍しくも無く、至って普通だった。

三月ウサギ「それじゃうちはこっちだから!そうだ!今度ティーパーティに招待するよ!」

あれ飲まされるのかな…そう思うとちょっと嫌になった。

「その時はぜひ。お願いします」

でも、ヴィランから守ってくれたのもあって嫌とは言えなかった。

チェシャ猫「ニシシ、それじゃ行こうか」

チェシャ猫について行き、校門をくぐるとそこには―――

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