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Happy Hand  作者: 紅龍
19/25

夢?

神「…ちっ」


 図書室に戻った俺たちは、体力回復を兼ねて少し睡眠を取ることにした。

「一時間ぐらいしたら起こしてくれ」

「はーい」

 目を瞑ると、すぐに深い眠りに落ちて行った。


『神に会ったのですね』

 お前は誰なんだ?

『私は、貴方たちを創った女神です』

 創った?あの自称神の言ったことが本当だというのか!?

『違います。言葉が足りませんでしたね。貴方たちの力を創った、です』

 俺たちの力を創っただと?だとすると、あの自称神の存在はなんなんだ?

『……今は言えません。ですが、味方ではないと言っておきましょう』

 味方ではない?…そうなるとこれから先、俺たちは何と戦っていけばいいと言うんだよ?

 …でも、元々俺たちは何のために戦うんだろうか?元の世界に戻りたいと言う生徒は見たことがない。

『貴方たちはもう…引き返せるところにはいません。この世界で生きていくことでしか先に進めません』

 おいおい。つまり、未来はないと?

『違いますって。貴方は真面目なくせに頭が固いですね』

 余計なお世話だっての。

『でも、七人の勇者のスキルは成長が未定なのでもしかすると、私が視た未来とは違った結末になるかもしれないかしらね』

 俺たちのスキルが、未定?創ったのがお前なのにか??

『そうです。……そろそろ時間ですね。また会いましょう』

 名前を教えろ。じゃないと、自称女神になるぞ。

『創造の女神、ミーティア』

 そうか。また会えるといいな、ミーティア。


 …夢にしては、随分と豪華(?)だな。

「おはよう」

「準備は?」

「出来てるよ。ふぃーちゃんもおっけーだもん」

「行くか」

 寝たおかげで、体力も回復できたし問題はないだろう。

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