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Happy Hand  作者: 紅龍
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探索① 桑矢班

桑矢、小松原、伊豆の三人です

 さて、何処になにがあるかは不明。

「そんな中でどうやって生存者を探していくんだ?」

 伊豆の言うことは間違っていないんだけど、水海が無駄なことをさせる筈がない。…だけど、目的が分からない。

「颯ー。何かこっちに向かって来てるよ?」

 小松の指差す方を見てみると、黒い…車が暴れていた。

「え?」

「あれと戦うのか?」

 戦いたくないぞ?人間と車みたいな物と戦うなんて冗談にも程がある。

「気づかれてるから逃げるのは不可能かと」

 …だよね~。結局こうなるのね。

「ウインド」

 試しに威力の弱い魔法で試してみたが…。

「レジストしたね」

「まさかの魔法無力装甲」

 武器になる物なんて持ってたかな?

 ストレージ…アイテムボックスとも言うが俺はこっちの方がカッコいいと思いそう呼んでいる。

 水海の話だと、勇者専用の武具が一つ入ってるって話だが…。

「風帝の扇」

「結界師のコート」

「焔の槍」

 小松だけ服だが、問題はないだろう。…魔法が通用しないと思うし(結界は分からないけど…)。


 ふむ、魔法無効だけが目立ったものなのか物理耐性は紙ぐらいに感じた。

「あっけなかったな」

「小松。こいつの収集をしといてくれ」

「あいあいさー」

 少しでも、魔物の情報が欲しい。

 もしかすると、水海はこれが目的だったのかな?ダンジョンの魔物の情報はいらないけど。…まだ、俺たちにはこなせない。レベルの問題もあるし、防御面でも薄いしな。

「なぁ桑矢」

「…ドロップアイテムだろ?」

「あぁ。いらないものばかり」

 一応持って帰っておこう。何かに使えるかもしれないしな。

「少し休んだら、探索を再開しようぜ」

「そうだな」

 さっきみたいなのに出くわしたら、勝てるものも勝てなくなってしまうからな。

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