神様の言う通り
短めです
ダンジョンから出た俺たちは、いきなり訳のわからない場所に転移した。
「ここは?」
「ようこそ、神の城へ」
神の城だと?校内に転移したはずなんだが。どういうことだ??
「君たちを呼んだのにはちゃんと訳があるから」
「早く言え」
「勇者を辞めてくれない?」
勇者を辞める?そんなことが出来るのか?
「出来ません。これは貴方の力ではなく、彼女能力なのです」
頼むから俺に分かるように説明をしてくれないのかな?
「確かにね。だけど、彼の答え次第じゃないかな?」
俺の答えだと?
「君たち七人は創られたって言ったら信じるかい?」
「さてな。自称神様の言うことは気にしないでおくよ。これからどうするかは、俺達で決めるさ」
「そうか。残念だ。ではまた会おう」
俺はもう会いたくないんだがな。まともな情報が手に入った訳でもないしな。
図書室?いつの間に、飛ばされたんだろうか。
「今の話は誰にも言うなよ?面倒な事になりかねん」
二人に釘を指して、椅子に座る。
休憩をしないと体力が持たないからな。
自称神様は何がしたいんでしょうね。
一話から出てて、本物の神様じゃないとか可笑しいよね(笑)