表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Happy Hand  作者: 紅龍
16/25

成長

 おいおい、冗談じゃないぞ。足手まといの俺と巫女二人じゃ、この二頭に勝てないと思うぞ。

「まさか、龍を起こすとは…」

「たくの生徒は馬鹿が多いのですか?」

「…知らん。それより逃げられそうか?」

「無理」

 さいですか。…逃げられるとは思ってないけど、聞くだけ聞くって言うのは自然だよな。

 TH鑑定発動。


 大地龍タイラント・ドラゴン レベル1200

 スキル

 威圧

 咆哮

 ブレス

 地魔法

 飛翔

 アイテムドロップ

 大地龍の鱗[高]、地龍の血[中]、大地のローブ 幻級ファントム[希少]、大地龍の卵[幻]


 大刃龍ソード・ドラゴン レベル990

 スキル

 咆哮

 威圧

 飛翔

 聖剣創造

 魔剣創造

 魔力眼

 魔力操作

 アイテムドロップ

 刃龍の翼膜[低]、魔剣ファング 国宝級 闇属性[希少]、聖剣ミストル 国宝級 光属性[希少]


 化け物ですね。…はい。

「一撃でどこまで削れる?」

「二人で99%」

「分かった。残りの1%は俺でやる」

 スキルを奪えば戦えるはずだしな。

 THシーフスキル発動。

『大地龍の全てのスキルを奪います。並びに大刃龍の全てのスキルを奪います』

 特に指定したわけでもないのに、随分と便利になったんだな。

 地魔法で止めをさせる魔法は…っと。

「見つけた。準備は?」

「平気よ」

「ばっちぐー」

 そうかい。だったら始めますか。生き残るための戦いを…。

「破壊の魔弾」

「ウインド・ランス・レイン」

「クエイク」

 どうだ?

 煙が晴れた。

「…倒せたみたいだな」

「じゃあ、お肉持って帰ろうか」

「え?影犬シャドックの時は何もなかったよな?」

「あれ、食べれないから」

 そういうことですか。だから、跡形もなく消えてたわけね。

 ……ドロップアイテムはどうなってんだ?

 アイテムボックスを確認してみると、ちゃんと入っていた。

「解体は私たちでやるから休んでて」

「…そうか」

 お言葉に甘えるとするか。…ついでにステータスも確認しておきたかったしな。

 増えてるのは奪ったスキルぐらいだな。

 …※取得できる固有スキルがありますってどういうことだ?

 固有スキルって自動的に覚えるって説明があったはず。

 確認してみるしかないか。


 未取得スキル

 モンスターテイマー

 スキル譲渡

 スキル融合

 空間魔法

 魔札カード

      他のスキルは条件を満たしていないため表示不可


 おい!?おかしいだろ。

「…しかも称号まで増えてるし」


 称号

 全てを奪いし者…スキルを全て奪った者に与えられる称号

 龍殺し…龍を殺したものに与えられる称号

 覇者…レベルが100を超えた者に与えられる称号

 魔札使い…???(条件を満たしていないため表示不可)


 そうですか。とりあえず、固有スキルは覚えておこうかな。

 レベルは354っておかしな数値になっちゃってるし。

「終わったよ~」

「わかった。んじゃ、行くぞ」

 アイテムボックスにドラゴンの肉をしまい、転移魔法を発動させる。

 まだ、そんなに時間は経っていないのに疲労が半端ない。

 図書室に戻って休憩しないとな。…またダンジョンに潜らないといけないしな。


武具ランク(現状)


普通級ノーマル

特殊級レア

希少級ホロンレア

国宝級

伝説級レジェンド

幻級ファントム

夢幻級ファンタジア


 となってます。もしかしたら増えるかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ