表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Happy Hand  作者: 紅龍
13/25

見つけた

 翌朝、石切たちの報告を四人に説明した。

「なるほどね。過激派のメンバーは、校内のみで活動をしているのか」

「それと、一部の生徒は学園を出ていることが分かった」

 学園から出ている生徒がいる?…生活できるのだろうか。

「私たちの世界は、人間もいるって言ったでしょ?下手なことしない限り死にはしないわよ」

「だろうな。全員が外で動けたら楽なんだが、決壊をどうにか出来れば問題ないんだよな~」

「私の結界なら壊されないわよ?」

「どういうことだ?」

「魔人の結界は人間には壊せないの」

 ……答えになってないぞ?

「りょーかい。…ダンジョンが地下に出来てるって言ったよな?」

「まあな。今のところ誰も入ってないみたいだ」

 地下にダンジョンなぁ。いつの間に出来たんだろうか。


 ピーンポーンパーンポーン

「放送室の鍵持ってるよな?」

「持ってきてるよ?」

 となると、あの自称神様ってやつの仕業だろうな。

『おっはろ~ん。神様だYO!』

 うぜぇ。朝からこのテンションとかやめてくれ。

『地下にダンジョンがあるのは知ってるかーい?あれは、人間には踏破出来ない代物だから入らないでくださいね~。…レベル1の君たちなんて、すぐに死んじゃうからさ(笑)』

 …はてしなくうぜぇ。そんなこと言ったらムキになって、他の生徒が入ってしまうだろうが。

『あはは~。それと、七人の勇者くんたちは早く巫女を見つけてね?じゃないと、本当に死ぬよ?』

 いきなり真面目になるんじゃねえよ。

『じゃ、またね~。不定期に放送しちゃうからな』

 ピーンポーンパーンポーン


「ダンジョンは止めとくか?」

「いや、俺とくーで潜ってみようかと思う。…何かしらの情報があるかもしれないしな。外で散策する時は三人一組で行動してくれ」

 さてさて、面白くなってきたな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ