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Happy Hand  作者: 紅龍
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報告3 無藤&早河

「俺たちの方は、過激派に襲われたぐらいだな」

「大ちゃんたちが来なかったら危なかったけどね~」

 確かにそうだな。俺も、くー(現在膝の上で寝ている)の予言を聞いてなかったら慌てて戻っていただろう。

「過激派のリーダーとかって分かったのか?」

「いまいち分からない。俺たちの仲間に入りそうな生徒をこれから探していこうかと思うけどどう思う?」

 …仲間になりそうな生徒ね。

「とりあえず、校内に残っている生徒の名簿を作らないことには何とも言えないな。石切とムトーが明日、姿を隠しながら校内を周るって感じにするか?」

「水海くーん」

「なんだ?」

「夜中に回った方がいいと思うよ?ほとんどが眠ってるはずだから」

 なるほどな。一日目は校内で過激派が動いただけだし、生徒もあまり警戒をしていないはずだしな。

「そうだな。なら、報告会が終わったら石切とムトーは職員室で生徒の情報を集めてほしい」

「あいあーいさ」

 この二人は緊張感ないよな~。…校内の敵、外には魔獣や魔人がいる。どうやって過激派から身を守っていくかな。

「他に何かあるか?」

「俺は無いけど、早河は?」

「…職員室付近からずっとつけられてるよ?気が付かなかったの?ムトーさん」

「気が付かなかった」

 つけられてる?俺たちの情報を集めていったいどうするつもりなのかな?

「そうなると、俺とくーの報告はメールにするわ。…知られるわけにはいかないからな。見たら消してくれ」

「りょーかい。質問は?」

「返信してくれ」

 入り口付近ではなるべく会話をしない方がいいかもしれないな。

 くーが反応していないから今のところは問題はないと思いたい。

神「頭の切れる勇者たちだなぁ~」

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