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家族で夕飯
私は部屋に向かった。すると、リボンがついてきた。なので、リボンも一緒に私の部屋に入った。
私はベッドに座った。リボンもジャンプして私の隣に座った。
やさしい瞳で私を見ている。
すると、どこからか声が聞こえた。
「もう一度会えて嬉しい。ありがとう。」
「え・・?」
とてもやさしい声が耳にはいってきた。
「だれ?誰かいるの?」
・・・返事がない。
空耳だよね。
あまり気にせずにリボンと一緒にリビングに向かった。
母と姉は配膳をしていた。夕飯が作れたようだ。
すると姉がいすをひいて
「ここに座って」
と言った。
「ありがとう。」
皆がいすに座ると、母がしゃべりだした。
「今日は奈々の退院おめでとう。皆で作ったカレーいただきます。」
私と姉は
「いただきます。」
と言った。
銀色の光ったスプーンを持ちカレーとご飯をすくい一口。
おいしい。家族で作ったカレー。
リボンも隣でドックフードを食べている。
皆が食べ終わると
「ごちそうさま。」
とあいさつした。
そして母は
「食器はお母さんが片付けておくから、奈々はお風呂に入ってね。さくらは明日の準備をしてね。」
「はぁい。」
私と姉は返事をした。