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鴉第2羽 少女

前回コメント、評価をくださった星野由羽様、誠に有り難う御座いました。


これからもご期待にお応えできるよう、日々努力していきたいと思いますので、末長くお付き合いください^^←

突然現れた少女”レン”。様相はとても大人っぽい。

それに加え、少し可愛さも加わり、”黙っていれば”まるで人形のような可愛s

「今人形に似てるとか思ったらお前抹殺決定な。」

「え。」口が悪いのがただただ残念である。

年は17歳(18歳にならないと女性とは呼べない!!) 身長163cm もちろん女だ!!(決して男なんて言うなよ。殺される。)  (リクがレンを脅して聞いた結果。)

どうやらレンは心の中が読めるらしい…が。それを完全否定してくる(否定しきれていない)レンのことを少し可愛いとさえ思えるリク。

本当に口さえ悪くなければ…。そう、思い目を閉じる。

「どうした…?」

レンの声で我に返り、いや。っと笑ってごまかした。

それよりも。リクの顔を見るレンの顔には呆れの感情が混ざる。

「お前…これはただの拷問にしか感じんぞ。」

「だって拷問だもん」

そう笑って言うリクにレンは「黙れこの下衆で馬鹿でアホであんぽんたん野郎」と精一杯の悪態(?)をついた。

「ははっ。」

にこにこ笑うリクにレンは流石に「もう無理だ」と悟ったらしく何も言ってこなかった。

それを見てリクは満足そうにうなずくが内心そうではなかった。10分もたたぬ内にこんなに仲良くなれた自分が怖い。リクは自分に対する恐怖心を感じる。

昔から気色の悪い左目のせいで散々な扱いを受けてきたリクは人との付き合いをとても拒むようになっていた。

それなのにレンとは次第に仲良くなっていた。和解できた。

「…おい。お前なんで左目隠してんの?」

突然発しられた言葉に鋭く反応する。レンに一番聞かれたくないことを聞かれ項垂れるリクを見て何かを察したのかレンが気を利かせた。

「いや。別に気になっただけだし!!そんな無理して話さなくてもいいんだ!!」

思いにふけっているリクにはこの言葉は聞こえていない。

・・・。レンはどう思うだろうか。この左目を見て。すっと左目に手を当てるリクの顔は何時にも増して暗かった。

今にも泣き出してしまいそうな顔。だが顔をあげていた時には強いまなざしと共に、左目を隠していた長い髪をいつも持ち歩いていたピンでとめていた。

「!?」

レンは驚愕の顔をしていた。リクはやはり人間はそういうものなんだと内心がっかりしていた。

だが次のレンの行動には流石のリクも驚いた。

「すげぇ・・・!!なんだその目!!お前あのお方の子供だったんだな!!ひどい仕打ちとか受けなかったか?人間どもに。」

は?混乱したリクは今の言葉を理解しきれなかった。この目はすごい?この目はこんなに気持ち悪いのに?あのお方?誰だ?お前だって人間だろ?…レン。


突っ立っているリクを見てレンはほほ笑んだ。

「初めはどんな餓鬼かと思ったがいいやつそうだな。よかった。」

意味不明な言葉をつぶやいたレンの顔から笑顔が消えた。

「ただ…次に”俺”が殺すのがお前…黒鳥リクとはな…。本当に残念だ。」

いきなり口調が変わったレンの顔には恐ろしさしかない。いまでも攻撃されそうだ。

リクはあまりの恐ろしさに1歩後ろに下がった。突然変わったレンを呆然と眺めることしかできない。

「どうしたんだ?レン」

リクは恐ろしさのあまり逃げだしそうになった。だが体が動いてくれない。きちんとレンと向き合えと言ってくるようだ。


「お前がこの鎌で俺に勝ったらお前のことは放してやる。しかし負けたら…・どうなあるか検討くらいつくよな?」

黒笑みを浮かべるレンから何かを渡される。

小さなの鎌ようなストラップだった。そこらへんのガチャポンにありそうだがこの禍々しさは他じゃ味わえない。

これでレンと戦えというのか。どう見たってふりじゃないか。とため息をつくリクの目にはあきらめの色が宿っていた。


ご指導のコメントなどお待ちしております^^

脱字、誤字等が御座いましたら、お手数をおかけいたしますがコメントをしてくださいますと誠に嬉しく思います。

お友達とかほしいな…と←

うん。(._.)


とりま回覧有り難う御座いました!!


えっと…番外編の小説は若干の遅れをとることがあるかもしれません。すみません><;

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