21話 それでいいのか魔王軍
~現在時刻 9時~
場所 王座の間
「えっと…何処から話すべきなのでしょうか?」
「最初からよ。」
「…分かったわ。」
ソラは私達の方を向いた。
「それでは、現在の魔王が現れてから今に至るまでの事を話します。…(略」
長かったからまとめると、
4年前に魔王が新しく生まれた。
魔王は魔物と魔族を作って人間に攻撃して来る。
魔物は、スライムとかゴブリンとか知性をそこまで感じない異常生物の事を指すらしい。
魔族は、人数が少ない代わりに全員が上級の魔法を使える人間と同じぐらいの賢さの生物である。普通に貿易などをしていたんだとか…
あと、魔王の幹部8人を八座と言い、強い順から一星、二星、三星…八星となるらしい。
一星はキングドラゴン、二星はスケルトンキング、三星はクインハーピィ、四星はミスリルゴーレム、五星はコボルトチーフ、六星はマスターウィッチ、七星はオークロード、八星はキングスライムらしい。半分が王である。
八座…と言うよりも一星、二星、三星が強くて人間はこの国以外ほぼ全て滅ぼされたらしい。
そしてマナが地球に転移されるまでに倒せたのが四星、六星、七星とのこと。
なお戦闘に『奴』は一度も参加していないから、この世界の人間だけで戦った事になる。
これがマナも知っている事だ。
「ここからがお姉さまがいなくなった二年間の事なんですが…まず、一年前に八星を倒しました。その時点で一星、三星、五星が老衰の為に辞職しており、メンバー総入れ替えが起こりました。」
「三年で老衰?寿命短すぎない?」
「いえ、そう言う訳ではなくて、一星と三星は元から高齢だったのですよ。五星は寿命が短いせいですが…」
「なるほどね…」
「話を戻しまして、総入れ替えの結果魔王軍がかなり弱くなりまして…一度新一星と戦ったのですが…旧五星程の強さなんです。逃げられましたが…」
あれ?私達要らなくない?
「今残っているのは一星から五星で五星は現在我が国の交易相手となっているんです。良い交易相手です♥更に八座の部下は八座より弱いです。」
五星さん…何やってるの?敵同士だよ?ボスより強い雑魚はいないですからね…八座が弱くなったと同時に雑魚も弱くなった?
「六星は魔法の実験で自爆して死亡、七星は一人で攻めてきて数の暴力の前に成す術なく死亡、八星は…村で子供たちに遊び道具として乱暴に扱われて死亡しました。」
「「「「「「「「「バカなの?」」」」」」」」」
私達全員の声が重なった。
「六星と七星はバカですね。八星は弱すぎました。因みに魔王の強さは変わっていません。」
「変わったら怖いよ!!」
「魔王の強さは旧一星が十体いて互角らしいですよ。」
「強すぎね?」
大丈夫だよ漣。私も思ったから。
「あなた達の強さは旧一星とほぼ同じはずよ。」
マナがそんなことを言ってきた。
「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」
私達が驚く。因みにソラが一番驚いている。
「ステータスプレートを作ったら分かるわよ。」
「そうですね…作りに行きますか。」
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