19話 自己紹介
「実は…かくかくしかじかなのよ。」
「成程、かくかくしかじかだったんですね。」
ソラと呼ばれた子は兵士達を半強制的に下がらせマナと話していた。それにしても便利だね、かくかくしかじか。それだけで伝わるから。
「コホン…自己紹介がまだでしたね。
私は、ロイヤルセレナ王国 七十代目第一兼第二女王 ソラ・R・カルマと申します。
以後お見知りおきを。」
物凄いお姫様な挨拶だ。この子の姉とは大違いである。
「それで…あなた達は?」
首を傾げて言ってきた。コテッと聞こえてくるのは気のせいではないだろう。
「説明してないのか…まぁ俺らも自己紹介してないから丁度いいか。」
「誰からやってく~?」
「番号が若い順でいい…」
「それじゃあ私からか…」
「ん?そう言えばあんたは何番体なんだ?」
「ki番体よ」
「数字じゃなくて文字なのね。」
「早く決めてくれ~」
上から響、舞、奏、望、漣、私、愛理、海斗の順番に言った。
そうして話し合いこと30秒、私を最初にして番号が若い順に言う事になった。言う事は名前と年齢、そして自分の武器の種類そして何か一言だ。
「それじゃあ私から…
名前は咲希。15歳。武器は刀よ。よろしく。」
こんな無難なもので良いだろう。
「望。13歳で武器は銃火器…よろしく。」
「響だ。17歳。武器は弓だ。特に言う事はない。」
「漣だぜ!!17歳。武器って言って良いかは謎だが大盾を使うぜ。守りなら任せてくれ!!」
約一名、凄く元気だ…
「奏…11歳。武器はない。強いて言うなら声。よろしく…」
「愛理よ。15歳だわ。武器は槍を使うわね。仲良くしましょうね?」
「海斗。16だ。武器は斧。………ダル」
「あんたねぇ…まあいいや。舞だよ~15歳で、武器は持たないけど魔法をつかうよ~。よろしくね~」
もっと元気な人がいた。
「咲希さん、望さん、響さん、漣さん、奏さん、愛理さん、海斗さん、舞さんですね。これからもよろしくお願いします。」
ソラは丁寧なお辞儀をした。マナとは大違いである。
「色々とお話しをしたいのですが…明日でも良いでしょうか?」
「別に良いけど…何で?」
「深夜ですから…」
あぁそういうことね。視線を動かして窓の方を見ると綺麗な星空が見える。転移の時に時間がそのままだったら今はほぼ0時だ。
…よくこの城 (だぶん)の人達起きていたね。
「分かったわ。それじゃあ明日の9時にここで話しましょ。」
「…分かりましたよ。」
ソラが若干呆れている。
「部屋は客室を適当に使うわね。案内して頂戴。」
「えぇいいですよ。お姉さまが横暴なのは昔からのですものね。」
どうやら怒ってしまったようだ。
「それではついて来てください。」
ソラはそう言い扉を開けて廊下を進んで行った。
私達は苦笑いをしながらそれについて行った。
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