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「「なんじゃそのねずみは...」」
「勝手についてきた」
「「見たことのない種類じゃな。」」
「使役スキルは取ろうと思ってるんだがこいつが先に倒してしまうんでな。」
「「ふむ?ステータスは確認したのか?」」
「?いや...ステータスオープン」
黒川蒼
Lv41/3500
HP 1500/1500
Mp 700/700
攻撃力 330+80
防御力 330+90
速度 290+80
魔法力 208+0
スキル
治療魔法2/10
特殊スキル
筋力解放
筋力開放率 0.6%
「あれ?レベルが上がってる?」
「やはりか、魔物は自分に渡る経験値を他者に分けることができるんじゃ。お主に分けていたということじゃな。」
「そうなのか。さんきゅーねずみ。じゃあ早速使役スキルを得るか。」
使役
自分になついた魔物を使役することができる。(スキルポイント消費3000)
「使役ってどういうことができるんだ?」
「「簡単な意志の疎通。それとステータスを見たりスキルポイントを降ったりだな。」」
「スキルポイントを?」
「「基本的に魔物は自分でスキルポイントを振ることができない。生まれつき持っていたスキル、進化によって手に入れたスキルのみで戦う。」」
「へー。使役って必要なスキルポイントに比べて強すぎないか?」
「「そもそも野生の魔物は基本的になつかない。卵から育てるのが一般的だ。」」
「なるほどなー。じゃ、早速使役を使うか。」
ねずみに手を向け使役スキルを念じて使う。
《特殊なスキルが使用されました異世界人黒川蒼に神の声が付与されます。》
《使役したビッグハイドマウスが使役していたボーンマウス2057匹、ハイドマウス48匹が黒川蒼の使役下になります》
「うわ!何だ!?」
「「む?どうかしたのか?」」
「「なるほどのぅ、まず神の声とは特殊なスキルを使うことによって手に入れることができる。手に入れてからはLvが上がった時などにそれを告げる。」」
「「そして大量のねずみが使役下になったのはお主が使役したねずみが元々使役していたものだろう。」」
「「ステータスウィンドウから使役スキルを見てみろ」」
使役
使役下の
ビッグハイドマウス1匹
ハイドマウス48匹
ボーンマウス2054匹
の取得経験値を入手する off
「へー。いざという時はこれをonにしようかな。」
「...あの時こいつが俺を殺す気だったら俺は死んでいた。実質俺の負けなのにこいつが使役していたねずみを丸ごと貰っちまった。何か釈然としねぇな。」
【黒川のこの考えはすべて検討違いであるッ!!】
【あの時ビッグハイドマウスは敗北したのだッ!!】
【ビッグハイドマウスが黒川の治癒魔法を体で感じた時!!才能を感じたッ!!この大陸最強の生物にも届きうる才能をッ!!】
【ビッグハイドマウスにその才能を潰すことは出来なかった。この男がこの大陸で何を為すのか!!それを見たくなってしまったッ!!】
【故に敗北ッ!!1匹の男は1人の男の才能に破れたのであるッ!!】




