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「ここが等活地獄か...」
そもそも地獄とは8つの階層に分けられる。その1番上層に位置するのがここ、等活地獄である。ここには殺生を犯した者が落ちる。この地獄に落ちた者は鉄の爪で殺し合い、白骨だけになるまで争うと、悪鬼がやってきて骨を粉々に砕く。すると涼風が吹いて体が元に戻り、また殺し合うという苦しみの絶えない世界である。
「そしてそれが約1兆6千億年続く...こいつらをこの地獄、いや輪廻から解放するためにも一匹残らず俺の糧になってもらおう。」
そう言いナラスは不敵に笑った。
「ふぅ、もう2年か?」
辺りを見渡しながらそう呟く。
「ステータスオープン」
ナラス
Lv 3200/3200
HP 134232/134232
Mp 32020/32020
攻撃力 19200+25800
防御力 20480+39200
速度 19370+25800
魔法力 6400+0
スキル
身体強化10/10
硬化10/10
索敵Lv10/10
念動力10/10
全属性耐性10/10
毒耐性10/10
毒生成10/10
自己治癒力10/10
結界6/10
空間魔法1/1
特殊スキル
筋力解放
筋力開放率 98%
ナラスは2年間この地獄にいる人間を狩り続けていた。
この地獄に初めて来た時は全員刈ると豪語したナラスだが、当然全ての人間を刈るなんて不可能だ。
もしそんなことが出来るとすれば、地獄そのものを破壊そのものを破壊するしかない。
「まだ筋力解放率100%に届かないかー。てかスキルポイントを何に振るかもそろそろ決めないとなぁ。」
スキル索敵が幾多もの獲物の接近を知らす。
「お、俺を殺してくれぇ!」
ナラスの存在はこの等活地獄全体に知れ渡っている。
つまりこの地獄から解放されようと、獲物が自分から集まってくる訳だ。
「この調子ならすぐか。」
そう言いナラスは拳に力を込める。
「救ってやるぜ。」




