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「Lv上げるためにもうちょっとここにいるか?」
「いや、でかい獲物を1体狩って、体に戻るか。」
そう言いナラスは空間魔法を起動する。
「よぉ″閻魔大王″。」
「...貴様が地獄で罪人や鬼どもを狩ってるという奴か。」
「あぁ、お前を殺しに来た。」
「人間風情が?おもしろい!」
ナラスの身体強化を乗せた一撃が戦いの幕を開ける。
ナラスは地獄に来て2ヵ月ほど経った時点でスキルなしで人体生成を自身に使っていた。
ほぼ無意識で発動したものなので意図的に使うことはできないだろうが。
(流石閻魔大王!ダメージはほとんどなさそうだ!!)
「人間にしては中々やるじゃないか。」
そう言い閻魔大王は周囲に青白い炎を発する。
ナラスは結界を張り防ぐ。
パリン
閻魔が結界を殴り、割った。
「くっ!」
ナラスは自分の体に沿うように、熱気の通らない結界を張り、後ろに飛び退く。
(一度でも攻撃を食らえば結界が割れて死ぬ!)
(いや、この炎をどうにかすれば...)
(結界の外を真空状態にすればどうだ?確か炎は酸素がないと燃えないと″あいつ″が言っていたはずだ!)
ナラスは風魔法を使い周囲の空気を炎の外に移動する。
が、炎は未だに燃え続けている。
(...やはり魔法に対してこの方法では無理か。)
(相手は俺の位置には気づいていないようだ。)
「一か八かだ!本気の一撃を奴に食らわせる!」
ナラスは手を、抜き手の形にする。身体強化で腕を重点的に強化し、硬化で腕を硬くし、強力な神経毒を手に発生させる。
そして閻魔大王に向かい走る!念動力で加速したその速度は音速を優に超える!
そして閻魔大王の体に抜き手が突き刺さ「貴様が攻めて来るのを待っていた!!」
「!?」
刹那、ナラスが行動に移す。
辺りに爆音が響いた。
爆発による煙が晴れたときそこには誰も居なかった。




