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Love Addiction  作者:
89/171

#89 ご馳走。

「しーちゃーん?いるー?」

数分後、玄関からカナの声が聞こえたので静香は玄関へと向かい、カナを連れて戻ってきた

優弥はふと、思っていたことを言ってみた

『ねぇ、ケーキだけ?』

静香が笑顔で質問に答える。

「あぁ、竜ちゃんが何か持って来てくれるみたいだけど・・・」

「食い意地張ってんなよ」

奏太が隣でケータイをいじりながら言った

『別に食い意地なんか張ってませんー!』

その時、ふと外の方が少々騒がしくなってきた

「これくらい自分で持って行くって。早く帰って俺のぱぱしゃんの世話でもしてきたら?」

と、外からは竜の声。

「えぇと・・・では帰りは?」

聞いたことの無い女性のような声も聞こえた

「適当に電車で帰るよ」

会話からして竜の家に仕えている誰かと竜が話しているのだろう

「おーい、竜ー早くしろー」

突然千秋の声が混ざり、インターホンがなったので静香が玄関まで迎えにいった

竜はご馳走をかかえてやってきた

「やほやほー♪」

竜は持っていた荷物を床に置いて千秋から紙袋を受け取った

「ほい、フランス土産。優弥、奏太、静香、カナ、千秋」

竜はチョコレートのような箱をひとつひとつ皆に手渡していった

『フランス・・・』

改めて驚かされた

「お前冬休みの時アメリカ行ったとか行ってなかったっけ?」

奏太の問いに竜は常に笑顔でいるだけだった

皆が集まったので誕生日パーティーを始めることにした

『静香誕生日おめでとーう』

優弥の言葉に皆が次々静香にプレゼントを渡し始めた

「ところで」

千秋が楽しそうな表情で言った後、6本の割り箸を取り出した

『またぁ?!』

王様ゲームだ。最近ハマってしまったらしい

静香の誕生日会で王様ゲームが始まってしまった

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