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Love Addiction  作者:
86/171

#86 王様ゲーム。

「王様だーれだ!」

全員の掛け声で千秋の手から割り箸が抜かれた。

優弥のひいた割り箸には〝3〟と書かれていた。

「やった♪王様ー!」

そう叫んだのは千秋だった。

『えー千秋何か細工したんじゃないのー?!』

「してねーよ。えっと、じゃあ、4番と1番が本日のカラオケ代をおごる!」

いきなり王様ゲームやりだすと思ったらそれが千秋の目的か。

「俺いちばーん」

竜が割り箸を持って手を挙げた。

「あ、私4番だ」

静香が自分の割り箸を確認して言った。

「ここは普通竜がおごるところだろ」

千秋が提案した。

それに奏太それに続いて呟く。

「まぁ、普通はそうだろうな」

竜が笑いながら聞いたことのある音楽に乗せて歌い始めた。

「ぱぱと喧嘩してるからー♪お金なんて全然無いっ」

「役に立たねーな」

奏太が竜の頭を軽く叩く。

「いいよ、私が払うよ」

静香が笑顔で竜に言った。

「静香しゃんっっ!!あなたいい子!!」

竜が静香の頭をなでなでし始めた。

静香におごらせた当の本人、千秋はしらんぷりでどこか横の方を向いていた

叶がみんなの割りばしを集める。

「ささ、2回戦ー♪」

千秋が話をそらすように言い出した。

「王様だーれだ!」

再び割り箸を引くと優弥は"王様〟と書かれた割り箸をひいた

『あ、王様♪』

何を命令しようか考えた結果、

『5番の人!くすぐりの刑!』

「は?!」

叫んだのは千秋だった。

優弥はにやりと笑ってやった。

『皆、かかれーぃ!』

その声で皆が一斉に千秋にこちょこちょをしだした。

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