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Love Addiction  作者:
85/171

#85 カラオケ。

『ちょっと奏太!!今ぶつかったでしょ?!謝りなさいよ!!』

「は?気のせいだろ」

翌日の教室には優弥の声が響いていた。

周りの生徒は楽しそうにそれを見ている。

「久々に始まったー」

「喧嘩してたんでしょー?仲直りしたんだー」

「奏太くーん」

仲直りはしたのだが、優弥は聞きたいことはたくさんあった

キスの写真の真実とか、抱き合っていたこととか。

『・・・・・・・・』

「おい、優弥?」

考え込んでいるうちに黙ってしまっていた。

奏太が優弥の顔を覗きこんでいる。

『な・・・なんでもない』

「おい、そこのお2人さん」

不意に千秋が話しかけてきた。

『何?』

千秋はそこらの机に座って今日のおやつらしきものを食べていた。

千秋に続いて静香が嬉しそうに喋りだす。

「あのね、せっかく2人が仲直りしたから今日カラオケでも、と思って」

『ほんと?!いくいく!!』


♪~♪~♪~


「じゃーん♪」

カラオケへやってきて1時間ほどたった時、千秋が数本の割り箸を取り出した。

どこに隠し持っていたのだ。

『・・・何?その割り箸』

優弥が千秋に聞くと千秋は何かを企むように微笑んだ

「王様げぇむ♪」

『王様ゲームて。ここは合コン会場か』

「王様げぇむ?」

静香の頭には完全にクエスチョンマークが浮かんでいた

王様ゲームを知らないとは。

『とりあえず王様になった人は何でも命令すればいいの』

「へーぇ。楽しそう♪やろうよ!!」

優弥の適当な説明で理解が出来たのか、満面の笑みで静香が優弥の方を向いた。

『う・・・』

この笑顔には勝てない。

『わかったよ・・・』

いきなりの王様ゲームが始まった。何故だ。

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