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Love Addiction  作者:
70/171

#70 クリスマスイブ。

「ちーっす!ゆーやぁー?」

玄関で千秋の声が聞こえる。

優弥は急いで階段を駆け下りた。

『いらっしゃーい』

今日はクリスマスイブ。

約束通り、千秋と静香が家に来た。

「静香は?」

『2階で待ってる』

そして千秋と二人で2階の優弥の部屋へ向かった。

「おー、静香ー!メリクリー」

「ちーちゃん!!メリクリー」

部屋の机にはケーキが2つ置かれていた。

千秋が呆れた様子でそれを見つめた。

「何で2つ・・・?」

『1つは静香でもう1つはお兄』

「実はココにもうひとつ」

と言って千秋は持ってきていた箱を優弥に突き出す。

『千秋もかよ。しかも市販かよ』

「きにすんなっ!」


「お前ら騒がしいんだけど」

数時間後、窓が開いて突然そう言ったのは奏太だった。

『うっさいなぁ。クリスマスくらいいいじゃん』

「つか、優弥窓の鍵しめとけよ」

優弥と奏太のやり取りに口を挟んで千秋がつっこんだが優弥は何も気にせず話を続けた。

『ていうか奏太は竜の家でクリスマスしてんじゃないの?』

「バイトだから帰ってきた」

『ふーん・・・いってらっひゃーい』

そして奏太はバイトに行ってしまった。


店の閉店時間も過ぎたので奏太は片付けをしていると帰ろうとしていた悠希に見つかった。

「奏太君!」

「・・・何?」

「冷たいなぁー」

悠希は奏太を見つけるなり奏太の所へ駆けつけてきた。

「手伝おっか?」

「別にいい。・・・俺明日でバイト止めるから。」

「えぇ~そうなのー?!」

「そうなの。じゃ、帰るから。」

早く帰ってしまおうと思い、片付けをさっさと終わらせて奏太は店を出た。

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