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Love Addiction  作者:
50/171

#50 クレープ。

優弥、奏太、けんけんの3人は駅に着いた。

3人の乗る電車が来るホームへ向かっているところだった。

優弥がホームを見てみると電車はすでにあった。

『あ!もう電車来てるよ!』

「急ぐか」

奏太の声に3人は少し急いでホームへ向かった。

3人がホームへ付くと電車が走り出しそうだったので急いで乗り込む。

「・・・・。」

ところが奏太はドアの前で止まった。

『奏太?!乗らないの?!戸閉まるよ?!』

「・・・・・気が変わった。」

奏太は優弥の手を引っ張ってホームへ引き寄せた。

『わぁ!』

その途端、電車のドアが閉まった。

「あ!ちょ!先輩?!」

電車はけんけんだけを乗せて走り出した。

2人になったホームで優弥はおそるおそる奏太を見上げた。

『そ・・・奏太?』

「気が変わった」

『は?』

「どーせお前まだ遊び足りねーんだろ。ほら!行くぞ」

『え?あ、・・・へ?』

「うるせーな。ちょっとは静かに歩け」

『・・・はい』

なんだかよく分らないままとりあえず戻ることにした。


『・・・あ』

優弥はふと呟く。戻ってみたのは良いが1つ問題点が。

「何だよ」

『お金無くなったんだった』

「んな変な服買うからだろ。」

奏太が優弥のもっていた袋を見て言った。

『んなこと言われても!結構高いんだよ!!!』

そんなことを言うと奏太がクレープを買ってきた。

クレープは優弥の大好物なのだ。

(奏太・・・やっと女心がわかるように・・・)

と、思いきや奏太は自分で食べた。

『・・・嫌味?』

「うん」

と、あっさり答える。

すると急にクレープをこちらに向けてきた。

「ばーか。嘘だよ。やるよ」

『し・・・仕方なぁーく、貰ってあげるよ』

仕方なくクレープを一口いただいた。

『おいひぃ・・・』

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