#5 意外な組み合わせ。
『何で・・・!何で一緒に帰ってんの!』
海の帰りの電車内。
優弥グループのほかに奏太達もいた。
「こいつらにきけ。」
奏太に言われて隣の席を見てみる。
そこでは静香と叶が雑誌を読みながら仲良く座っている。
「しーちゃん、今度ココ行かない?」
「行く行く!たのしそー♪」
『・・・・・。』
2人の周りに花が飛んでいた。(幻覚)
「あの2人がデートプランをたててるから仕方ないだろ。」
『んなことくらいメールでしろや』
憎もうにも憎めない2人をじっと見つめていた。
「そこのラブラブなおーふたーりちゃぁん」
いきなり誰かに優弥と奏太の肩をたたかれた
『ひゃぁ!!』
竜が出てきた。
「お前はいつもいつも驚かせんな!」
『普通にでてきてよ;;』
「んで。何処行ってたんだ?」
奏太が竜の手に持っていたビニール袋を見て言った
「おやつかってきたの~♪」
竜がのんきに答える。売店に行っていたらしい。
優弥は千秋がいないことに気付いた。
『千秋も?』
「YES!」
「珍しい組み合わせだな。」
奏太は竜からビニール袋を受け取りながら言った
『んで・・・千秋は?』
「まだおやつ選んでるの♪」
『おいてきたんかい!』
「荷物置きに来ただけだもーん♪」
ビニール袋を置いて、竜は再び去って行った。
「奏ちゃん、奏ちゃん、」
隣から叶が奏太につんつんしてきた。なんともかあいらしい。
「ん?」
「売店なんてあるの?」
叶が珍しそうに奏太を見つめながら言った
「そうらしいね」
奏太の言葉を聞いて、叶と静香は一気に笑顔になり、2人で目を合わせる。
「ほんと?!しーちゃん、行こ?」
「うんっ♪」
静香と叶まで行ってしまった
気が付けば奏太と2人になっていた。
胸の鼓動はだんだん速くなる。
(あ~!もう!なんでこんなに緊張すんの?!)