表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Love Addiction  作者:
34/171

#34 いい感じ?

「クソ・・・覚えてろよ!!このままじゃ終わらせねーゾ!!」

結局竜を一度も殴れなかった彼氏は腰を抜かして帰った。

「い・・・一応礼は言っておく。ありがと。」

千秋が恥ずかしそうに言った

「別にいいのよーん♪これくらいで」

「あんたって以外に反射神経いいんだね」

「う・・・うん。そーなの!」

(そういうわけじゃないんだけどな・・・)

竜は心の中でそう呟きつつも言わないでおくことにした。


『ちーあきっ!一緒にかーえろ?』

「かーえろ?」

優弥は笑顔で静香と共に千秋に駆け寄った

あの日から数日。

千秋からは彼氏と別れたい。とだけ聞いていた。

「あ・・・ごめん!今日は竜に一緒に帰ろうっていわれてて」

『!』

竜の方をチラリと見てみた

かなり嬉しそうな顔をしている

『・・・・・。んまぁ!ラブラブしなさいな!』

「そっ・・・そんなんじゃないって!!!!じゃっ・・・じゃぁね!ホラ!竜!いくよ!」

「あ!まって~!」

千秋と竜は仲良く教室から出て行った。

静香も「それならカナちゃんと帰ろう♪」と言って帰ってしまった。

『にやり★』

優弥がそう呟くと、頭に鞄が叩きつけられた

『いったぁ!』

奏太が優弥の鞄をもってあきれた顔で立っていた

「あほかお前は。またついてこうと思ってただろ」

図星だった。優弥は千秋と竜にこっそりついていこうと企んでいた

『いいじゃん!別に!』

「いい雰囲気だからそのままほっとけ。行くと邪魔になりそうだから」

『ばれなきゃいいじゃん!』

「いや、お前だと嫌な予感がする」

『何それ!!』

またいつもの言い合いが始まった。

「つか、お前早く帰れよ。この教室あと俺らだけなんだけど」

『奏太は?』

「委員会」

『・・・・・・』

「何?一緒に帰りたかったの?」

『はい!?そんなわけないじゃん!!!』

奏太は馬鹿にしたような表情で教室から出て行った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ