表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Love Addiction  作者:
25/171

#25 トリプルデート?!

体育大会は結果、赤団の勝利だった。

だが、体育大会が終わってから気になることがひとつ・・・

「先ぱーい♪♪」

『けんけん、また来たの・・・?』

そう。なんだかけんけんが積極的だ・・・

今日も優弥の教室に来て喋り始める

「あのですねっ♪♪」

けんけんは楽しそうに友達の話をしていた。

『あ!そうだ、私先生に呼ばれてるんだった!じゃあね!けんけん!』

急いで教室を出た優弥にけんけんは笑顔で手を振っていた。

そこに奏太が近寄った。

「おい」

「あ!藤波先輩じゃないですかぁ~どうしたんですかぁ?」

「どうしたんですかぁ?じゃねーよ。話が違うんだけど。」

「話?」

「リレーの。」

「あぁ~。」

けんけんは思い出したような顔をしてさっきまでのけんけんからは考えられない表情で笑った。

「だって・・・藤波先輩別に如月先輩のこと好きじゃないんですよね?だったら別にいいじゃないですか」

「は?」

「嫌なんですか?好きでもないのに?」

「・・・・・。」

けんけんの言葉に奏太は何も言い返せなかった。

優弥のことは好きじゃないはずなのにけんけんにとられるのは嫌だった。

黙っている奏太にけんけんは勝ち誇った顔をして教室から出て行った。


「ゆーちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん♪」

次の日の朝。

珍しく大声をだして優弥に抱きついてきたのは静香だった。

『どうしたよ』

「みて♪コレ!」

と言って静香の持っていた鞄から何かのチケットを取り出した。

「遊園地の招待券6名様!」

『あれ?ここ前に私がけんけんと行ったところ?』

「そうだよー♪いつもの6にんで行ってトリプルデートしようよ!!」

『え・・・デートって・・・付き合ってるのはアナタたちだけだと・・・」

優弥の意見は聞かずに静香は千秋のところへ行ってしまっていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ