#22 体育大会。
「位置について、よーい・・・」
パァン!!!!!!!!!!!
銃声がなった途端、5人ほどの人が一斉に走り出した。
『なんか・・・よくわかんないうちに体育大会なんだけど・・・』
いつの間にやら体育大会当日。
優弥は千秋、静香と団席で喋っていた
「おーい優弥、この3年の終わったら私らの番だから行くぞ」
千秋が団席から離れてから叫んだ。
『・・・にしても千秋よく体育大会来たね。サボってそう。』
「センセーうざかったから仕方なく来ただけ。ほら、静香も行くぞ」
『はぁーい』
「カナちゃんと二人三脚♪♪」
静香も嬉しそうに後ろから付いてきた
『ほれっ!結んだ!』
2年生の二人三脚はすでに始まっていた。
そろそろ奏太と優弥の番なので2人の足を結んだ。
『ねぇ・・・奏太さ、珍しくリレーやる気出してるね。いきなりどうしたの?』
「知らね。俺もなんでかわかんねー。」
『は・・・?』
「ほら、行くぞ。」
二人三脚の結果は3位というまぁ微妙な結果。
『おっ昼♪おっ昼♪』
優弥は購買に向かっていた
「優弥、優弥、」
千秋も後ろからやってきていた
『あ!千秋!ねぇ、お昼・・・』
「リレーさ、あっちの団のアンカーけんけんだってさ」
『え?!そうなの?!!!』
「らしいよ」
『ふーん・・・・・・・あ!お昼行こ!』
午後の部が始まった。
『午後って何か出る競技あったっけ?』
「借り物競争」
千秋が係の仕事へ旅立つ静香を見送りながら答えた
『あーそういえば。』
「デブ、ハゲ、メガネのおっさんとかだったらどうするよ」
『んなの無いでしょ;』
「あ!ほら!次1年だって!けんけん走るよ!」
千秋が1年生のいるところを指差した
『アンカーになるくらいだから速いのかな?』
「じゃない?」
パァン!!!!!!
スタートの合図がなった。
けんけんは・・・ダントツトップだった
『速っっ!!!』
「すげーな、オイ;」




