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Love Addiction  作者:
159/171

#159 図書室?

『んん~っ・・・』

期末テストが終わった。放課後、優弥は思いっきり背伸びをする。

『やっとおわったぁ・・・』

マフラーを巻いて寒い廊下を歩き、玄関へと向かった。

周りをきょろきょろと見渡す。奏太がいない。

最近放課後になると突然居なくなる。

「優弥ぁー」

不意に後ろから千秋の声が聞こえた。

『何?』

振り向こうとした途端、千秋は優弥の隣に並んだ。

「竜見なかったか?」

『それが奏太も居ないんだよね』

「ま、いっか。じゃ、今日用あるから先帰るっ!」

『うんー。ばいばーい』

千秋は手を振って廊下を走っていった。

『・・・』

一人、廊下に取り残された優弥は携帯を取り出し、奏太に電話をかけてみた。

数秒呼び出し音がなった後、面倒そうな奏太の声が携帯の向こうから聞こえてくる。

「・・・何」

『あ、奏太?今何処にいんの?一緒に帰ろうよ』

「・・・あー・・・きょ」

奏太の言葉が突然聞こえなくなった。

と思ったら、携帯の向こうからは竜の声。

竜に携帯を取られたのだろう。

「もんもん?!ゆーやん?!助けてよぉ!!俺今図書室に」

と、突然竜の言葉が切れる。

奏太がケータイを取り返したようだ。

「・・・用あるから一人で帰れ」

そこで電話は切れてしまった。

『・・・図書室?』

優弥は首を傾げ、とりあえず図書室に向かった。


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