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Love Addiction  作者:
138/171

#138 客が少ない理由。

なかなかいい天気。なかなかの客の数。だが。

『・・・暇だね』

優弥達のクラスの喫茶店は人が少なかった。

やっぱりお化け屋敷とかの方が楽しかったのか

「・・・」

千秋はすっかり不機嫌な様子だった。

その隣で静香は必死に千秋を宥めている。

「やっほー♪がらーんとしてるねぇー」

突然、竜の声が聞こえた。

その声で、千秋は更に不機嫌になったご様子。

入り口の方に、竜と奏太と叶が居た。

『あー!奏太♪みてみて!この服、かわいい?』

「きもいきもい」

優弥は笑顔で奏太の前に立つが、奏太は優弥の方を見向きもしないで答えた。

『ちょっと何それ!!』

「あ、そうか」

喧嘩が始まろうとした優弥の隣で千秋は突然指を鳴らした。

「お前等3人が居ないから客が来ないんだよ!お前等がメイドになればいいんだよ!」

千秋は嬉しそうに提案した。

叶と奏太はきょとーんとしている。

「おい竜!お前の人脈ならプロのメイクさんとか呼べるだろ!」

「わーい♪楽しそうだねー」

竜は楽しそうにケータイを取り出した。


見事に女の子な奏太達3人が接客をしてくれたおかげで女子の客がどんどん増えた。

「・・・別に、奏太いつも通りじゃん」

面倒そうに接客をする奏太を見て、突然千秋が呟く。

『へ?!そ・・・そうかな』

優弥が曖昧に返事をすると、ひょこひょこと静香がやってきた。

「奏太君、冷たいとかじゃなくて元気ないんじゃない?」

『元気・・・無い?』

優弥は、首を傾げた。

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