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Love Addiction  作者:
121/171

#121 2人部屋?

竜が予約してくれたホテルは結構いい所だった。

『おぉー。さっすが竜♪』

優弥が言うと竜は困った顔で優弥を見た。

「んー。でもね。3人部屋が空いてなくてね」

『・・・?じゃあ何処に泊まるの?ここじゃないの?』

「ううん、ここだよ。2人部屋を3つ予約しておいた♪」

その場が一気に静まりかえる。おそらく皆状況を整理しているのだろう。

「じゃぁ、ゆーちゃんと奏ちゃん、ちーちゃんと竜ちゃん、しーちゃんと僕ってこと?」

沈黙の中、そう呟いたのは叶だった。

「そういうことだね♪」

竜が笑顔で言った。

『・・・・・・えぇぇぇぇぇ?!何それ!!』

優弥は思わず叫んでしまった。いそいで口を押さえる。

「あ、でもベットは別なんだから。変なこと考えないでね♪」

そう言って竜は奏太と静香にそれぞれ部屋の鍵を渡した。

「へっ・・・変なことって!!んな事考えてねぇよ!」

そう叫んだ千秋は竜に引っ張られ、去ってしまった。

「と・・・とりあえず部屋に行こうか」

静香のその言葉で、とりあえず部屋に向かった。


部屋で奏太と2人きりになると急に緊張して話題が何も出てこない。

部屋には時計の音だけが響いていた。

『・・・・・』

優弥はそっと荷物を降ろした。

「おい」

『わひゃぁ?!』

急に話しかけられ、優弥は驚いて奏太を見る。

「何でそんな驚いてんだよ」

『なんでもいいじゃん!・・・で、何?』

「風呂、お前先に入ってこいよ」

『は・・・はい』

優弥は言われるがまま、浴室へ向かった。

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