#12 デート?!
奏太と麻衣という奴の後ろからこっそりついていくと、体育館裏に2人はいた。
「奏太にばれないようにダゾ?!」
千秋が小さな声でささやく
「はーいよ」
竜が楽しそうな返事をした
『・・・・;』
優弥は未だに今の状況がよく分らない
刹那、麻依とかいう奴の高い声が体育館裏に響いた。
「じゃぁ・・・日曜の11時に駅に集合ね♪♪」
『え。今なんて言った?』
デートっぽい約束に聞こえたが。
「日曜の11時に駅に集合ね♪♪」
叶が麻依の真似をしながら答えた。
「奏太でぇと行っちゃうのぉ?!」
と、竜が千秋の肩にしがみついた。千秋は「うっとおしい奴だな」と言って竜から逃げた。
「日曜11時に駅・・・と。」
静香がメモを取っていた。
『何メモってんの?!』
「あの奏太クンだよ?デートなんて気になるなるぢゃん♪♪」
『まさか・・・』
「そのまさか♪皆、日曜10時50分に駅の近くの喫茶店集合ね!」
「「「りょうかーい」」」
見事に千秋も竜も叶も揃って返事をした
『えぇぇぇ・・・!?』
日曜日、優弥、千秋、叶、静香が駅の近くの喫茶店の窓から待ち合わせ場所の駅を覗いていた。
竜はまだ来ていない。
「つーか、なんだあの女。10分前なのにもう居るぞ。」
千秋が呆れながらいった
優弥は千秋たちのノリについていけないでいる
『ねぇ、ほんとにストーカーするの?!』
「ストーカー言うな。」
千秋と窓の外を見ながら話していると2人の顔の間に遅れてやってきた竜が顔を出した。
「あ!そーたきたよぉ!」
「うわ!出た!」
千秋は竜から非難した
『だから普通に出てきてよ』
優弥が呆れながら竜を見て言うと千秋が窓の外で何かを発見した
「あ、移動するッぽい。うちらもいくよ!」
『あれ?静香とカナが見当たらないけど・・・』
優弥は静香と叶が居ないことに気付き、周りを見渡してみた
静香と叶は隣の席でデート気分だった。
「置いてこ・・・」
千秋はあきれた顔で喫茶店から出た。