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プロローグ

エスタニア大陸の東の地果てる処にエルニアあり、だがエルニアの地が人々に知られたのは意外と古い、かつてロムレス帝国の商人と探検家達は東の果に未知の世界を求め、未熟な航海技術と欲と暴勇だけを支えにして競うように大地の果てを目指し探検航海を繰り広げた。

そして彼らは遂に大陸の果てる地を見出した、永遠に終わらない航海に絶望を抱いた乗員達を前に船長はこう約束したと言う。


大陸のはてが見つかったらそこで引き返す。


そして航海の終わりは突如姿を現した。


それがエルニア東端のリエカ岬だ、この岬は希望の岬とも呼ばれている。

その時エドナ山塊の最高峰アグライア山の頂きに光が見えたと伝説が残されている、それはロムルス帝国五代皇帝の時代だった。

やがて東の海はどこまでも続く大海洋だと知られるにつれ、人々の東方への関心は急激に薄れそれは西や北や南の海に向かう、いつしか東の海は東方絶海と呼ばれる様になった。


エスタニア大陸を周回する沿岸航路が開かれたのは更に500年経ってからだ、東エスタニアの開発が進むまで航路自体に需要が無かったからだ。

文明は西から東へと広がり人の住まう世界もそれとともに広がった、長らくエルニアは地図のある地域を指す名前でしか無かった。


やがて中継港としてリエカの港が開かれた。


だがエルニアの海岸近くまで太古のバーレム大森林がせまり、森の奥地は不思議な文化をもつ狩猟民の世界で人々の開発の手を拒んでいた。


文明は長きに渡り点でしかなかった。


だが400年程前にテレーゼの統一が進み始めた頃から、エルニアに急激に移民が増え開拓が進み始めた。


富農の有力者達が徐々に領主化すると、しだいに激しい抗争の時代に突入した、エルニアは活気あふれる混沌の地と化した。

彼らはなんらかの理由でこの地に来た者達で、独立独歩の気風が強く悪い意味でも良い意味でも力こそが総てだった、彼らは自由の気風に満ちていたが自由は弱肉強食と表裏一体なのだ。

次第にひしめく領主達が淘汰され少しずつ統一が進んで行く、それに伴い争いも激しさを増した、だがそれに終止符を打ったのはエルニア人では無かった。


テレーゼの西のセクサルド王国がテレーゼを併呑しセクサルド帝国が生まれ、帝国は土豪達がひしめくエルニアを制圧、帝国はエルニアにアウデンリート公爵領を創設し、エルニアの土豪達を統括する体制を築き上げた。

そこから100年に渡りエルニアはアウデンリート公爵領を支配するイスタリア家の下で安定した時代を過ごす事になる。

だが若き天才アルヴィーン帝の登場と共に平和は終わりを告げた、即位後僅か三十年でまたたく間に東エスタニアを統一、都をテレーゼのハイネから現在のアルムト帝国の首都ノイデンブルクに遷都しいつの頃からアルヴィーンは大帝と呼ばれる様になった。

だがそれもアルヴィーン大帝の崩御とともに終わりを告げる、東エスタニアを統一した大帝はその勢力を西エスタニアに広げようとした矢先にその生涯を終えてしまうのだ。

彼の突然の死に今も数多くの謎が残されている。


そして帝国は後継者戦争と独立を目論む旧勢力の抗争により内部から崩壊した、その混乱の中でエルニアのイスタリア家の若き後継者デギオン=イスタリア=アウデンリートは父を助け建国を果たした。

ニール神皇国に名目上臣従する形で大公爵に昇爵、エルニア公国の建国に成功する、そこからエルニア公国の歴史は始まった。




ジム=ロジャーは机の上のエルニアの歴史が書かれた本を閉じた、付け焼き刃でエルニアに関する知識を叩き込んでいたのだ、そして下町の安宿の窓から雑然とした町並みを眺めた。


エルニアの公都アウデンリートの町並みは拡大につぐ拡大で美しいとは言えない姿になっていた、西にアウデンリート城の不規則な城の影が逆光のオレンジの空を背景に黒く映えている、城も増築に次ぐ増築でお世辞にも美しいとは言えない。


ジムはジンバー商会の特別班の仲間と共に七日前にこの街にやって来た、彼らはエルニア情勢を掴みつつエルニアの赤毛の悪魔の情報を集めていたのだ。

今回急に任務が変わったので仕事の合間に付け焼き刃でエルニアに関する知識を叩き込まなければならなかった、ジンバー商会特別班はこうした緊急の任務に対応するために酷使される事が多い、そのせいで自他共に雑用係と呼ばれている。

仲間達も慣れたものでエルニアに関する知識を暇があれば詰め込んでいる。


「ジムそれを読んでいたのかい?やっぱり文字が読めたんだね」

赤みがかかった金髪をしたなかなかの婀娜っぽい美女がジムに近づいて来た、彼女の髪が窓からの夕日を浴びて輝いた、美しい女性だが変装の名人で本当の素顔なのかは彼にもわからなかった。


「そうっすラミラさん、昔の仲間に読み書きできる人がいたんで覚えました」

ジムは今更言われてもと内心憤慨したが顔には現さない。

「ふーん」

ラミラの反応は素っ気なかった。


そこに班長のローワン=アトキンソンが宿に戻ってきた、彼の後ろから大男のデミトリーが続く。

「帰ったぞ、そっちは何か解ったか?」

それにラミラが答えた。

「クラスタ家の旧別邸近くで勤め人を調べたよ、お嬢様と似ているようだね」

ラミラは壁際に立て掛けてあるバートが作成した見事な出来の黒い長髪の女性の似顔絵を指す。

赤い悪魔の繋がりからエステーべ家の存在が浮かび上がり、そこからクラスタ家の存在が浮かび上がったのだ、彼らはその調査を始めていた。

エルニアの公都アウデンリートに有力豪族のクラスタ家の邸宅があった、二年前に手放したがその近くでラミラ達は聞き込みを行い、そこから元勤め人を調べ証言を得たのだ。


「ベルサーレ=デラ=クラスタか、赤毛の悪魔とは又従妹姉の関係になるのか」

ローワンは手を顎に当てて考え込んでいる。


「こいつお姫様だよ、領主貴族のお嬢様さ」

ラミラは苦笑いをしながら似顔絵を眺めた、絵の中から鋭い冷たい視線が睨み返す、ラミラはそれを鼻で笑った。

貴族の力は爵位だけでは解らない事が多い、王権が強い国では貴族が宮廷貴族化し軍事力も経済力も弱体化してしまった地域もある。

公爵の身分でも館を運営するだけの家臣しかおらず、国からもらう俸給で生活している貴族など珍しくも無かった。

ロムレス帝国崩壊直後は男爵しかなかったと言われているぐらいだ、それが分化し騎士爵、伯爵、侯爵、公爵が造られたらしい。

クラスタ家が騎士爵と言えどそれだけでは実力は解らない。

エルニア貴族のほとんどはセクサルド帝国時代に豪族達に騎士爵をばらまき貴族を量産して生まれた、エルニアには伯爵が三家しか存在しない、大公家の直臣の男爵家が七家で残りは総て騎士爵なのだ。


「こっちはエステーべ家の遠縁の者を当たったが、エステーべ家の行方は解らん・・・」

ローワンは自分の髪を掻きむしった、ジムにはローワンは少し疲れている様に見えた。


「ローワンさん、あの大男はやはりルディガー=アストリア=アウデンリートなんですかね?」

ジムの質問に驚く様子も無くローワンは応えた。


「可能性は高い」

赤毛の悪魔アマンダ=エステーべ、そしてクラスタ家の娘に魔術師とエルニア第一公子に近しい者達ばかりなのだ。


「ならテレーゼで何やっているんですかね?エステーべ家やクラスタ家は今はどこにいるんですか」

「噂では外国に逃げたと言う話だが、エルニア政府は何かしら掴んでいるだろうな、それに家臣団ごと消え失せたのだ事前に準備がなければできる芸当ではない、そして完全に身を隠せるはずもない」

ローワンは一息つくと窓際に歩み寄り日暮れの町並みを眺めた。

「テレーゼにいる理由だが、無政府状態のテレーゼは身を潜めるには都合がいい、無法者や追われる者はテレーゼに流れ着くものだ」

その場にいた全員がローワンの意見に頷いた、皆んなそれを良く知っていた。


ローワンが一同を見渡したこれは彼が何か重要な話をする前触れだった。

「いよいよエステーべ家の旧領地とクラスタ家の旧領地を調べる、そしてクラスタ家の本領で『神隠し事件』を調べる」

そこでラミラが口を開いた。

「そこはさんざん魔術師が調べたようだけど、あたしらには魔術師すらいないんだよ?」

「現地を見ておく価値はあるさ、エルニアの機密情報に近づく力は俺たちには無い、一商会の情報部門に過ぎないんだラミラ」

ローワンが肩を竦める。


そこに書記官風のバートが発言を求めた、彼は偽造文章のプロで絵心もある、滅多に発言しない彼がおずおずと手を上げた。

それに皆の視線が集まる。


「実は変な噂を耳にしました」

そこまで言って言い澱んだ、それを見てローワンが片方の眉を上げた。

「構わないぞ、いいから続けてくれバート」


「ええと、東のリエカの街の近くに見慣れない巨大な難破船が漂着したらしくて噂になっています」

「ここの奴らが見た事の無い船だと!?」

ローワンの声が大きくなった、エルニアのリエカはエスタニア各地の船が補給のために寄港する重要な中継港だ、住民が見慣れない船ならばエスタニア大陸以外の船と言う事になってしまう。


「噂では東方絶海の彼方の未知の大陸から来たと噂になっていました」

それにしばらく誰も言葉が無かった、東方絶海の彼方の未知の大陸は邪悪が支配する暗黒の大陸だとエスタニアの人々はいつの頃からそう考える様になっていた。


「ローワン見に行くかい?」

ラミラが目を輝かせながらローワンを見上げた。

「ラミラ船に近づけるとは思えないぞ?」

その太い声は染め物職人風の大男のデミトリーだ、ふたたびバートが声を上げた。

「箝口令が敷かれ現場に近づけない様にしているらしいですが、船がデカイので隠し切れないみたいですよ、少し高いところなら見ることができるそうです」


「会長も興味を持つだろうリエカに行くぞ!明日ハイネに送る早馬でこれを伝える」

「先にエリカに行くんですね?」

「そうだ、そっちが先だ」

ジムがローアンに尋ねると彼はうなずいた。


「皆んな、明日の準備をしてくれその後で食事にしよう、リエカまで馬車で二日だ」

ジンバー商会の特別班の者達は各自の部屋に散って行く、ちなみにジムの相部屋は書記官風の男バートだった。

部屋に向かいながらジムは呟いた。

「バートさん船に生存者はいたんですかね?」

「そんな噂は無かったな、いたとしてもエルニア政府が隠しているだろうさ、さあ行くぞ」

「そうっすね」

ジムは何時もの様に細い目を細め、感情の読めない微笑みを顔に貼り付けて部屋に向かった。






アウデンリートから遠く離れたテレーゼの南東の辺境地帯、山に囲まれたアラセナ旧伯爵領をクラスタとエステーべが占拠してから一月程経っていた。

彼らは地盤固めを急いでいる、アラセナの緻密な調査を二年前から進めていたおかげで、迅速に手を打つことができている。

新支配者は生活必需品を賃金に領民を動員し農地や道路や橋の復旧や街道の要所に砦を築いた。

アラセナは傭兵団の暴政で疲弊していたが、耕作が本格化するのは来年の春だ、今年一年は最大限彼らを活用するつもりだった。

そして少しずつ離散した領民が戻り始めていた。


だいぶ落ち着きを取り戻したアラセナの城下街の大通りを長身の薄汚れた白いローブの人物が通り過ぎて行く、町民は訝しげな視線を向けたがその人物が背負った奇妙な木箱が薬の行商人の物だと解ると興味を失った。

怪しくて当たり前なのが薬の行商人だった。


山奥に薬を作る秘密の村が有りそこで作った薬を売り歩いていると人々に噂されていた、もちろんそんな事は無い、彼らは神秘的なイメージがつくのでそんな噂をあえて助長している。

薬の行商人は旧アラセナ伯爵の家臣の屋敷が集まる一角に入ると突然姿を消した、まるで魔法のように。

だがそれを見ていた者は誰もいなかった。


エステーべ家が臨時の館にしている小さな館の玄関の前に立った薬の行商人は館を見上げた。

館はアラセナ伯爵の重臣の館でエルニアのエステーべ家の館より粗末で小さい、新しい主人は館を建て替えるまでこれで我慢する予定だ、その小さな館の玄関の扉が開らかれた。


「ひっ!?」


エントランスで仕事をしていた使用人の若い娘が驚き少し飛び上がった、開かれた扉の前に薄汚れた白いローブの人物が立っていたからだ。

妖しい白い人物がフードを背中に跳ね退けると、まるで炎が吹き上がる様に豊かな赤毛が溢れる、周囲の空気まで赤く染まった様に錯覚させられた、そして白亜の彫像じみた威厳ある女性の美貌が顕になる。


「もしやアマンダ様!?」

アマンダの深緑の瞳が訝しげに鬱ろう。

「あら見慣れない顔ね、新入りかしら?」

若い娘は何度も頷いた、赤毛の大柄なお嬢様の話を使用人頭から言い含められていたのだろう。


「あの、申し訳ありません、お荷物をお持ちします」

「いいのよこのまま部屋に行くわ、お父様達に私が帰った事をお伝えして」

「畏まりました」

若い娘はあたふたと奥に足早に下って行く、それを見てアマンダは軽く頭を横にふると嘆息した。

「人を増やさなければならないから大変だわ」


エステーべ家がアラセナに獲得した領地はエルニア旧領の三倍近い広さだ、ベテランの使用人は新領地に投入された、さらにグラビエの開拓村の館にも人を戻さなければならないので人手が足りていない。

新しい館の建設は情勢が落ち着いてからだが、有力者の放棄された館を接収し修理して使っていると兄が言っていた事を思い出した。

兄は新領地の掌握と管理に専念している、アラセナ城下の館には当主の父と妹のカルメラがいた。


アマンダは階段を登り見慣れた自分の部屋に荷物を置いた、この部屋はアマンダの好みから外れたそっけない作りだった、壁際の大きな熊のヌイグルミが主人の帰りを出迎える。


さっそく若い使用人が二人やってくる。


「おかえりなさいませお嬢様」

二人は親しみのこもった笑みを浮かべた、二人共顔見知りなのでアマンダはほっとする、二人の助けを借りて湯浴みを済ませ旅の垢を落とすと普段着のドレスに着替えた。

それを見計らった様なタイミングで父からの呼び出しがやって来た。


「お嬢様、お館様がお呼びでございます」

それは若い執事だったが彼も見知った顔だ、アアマンダが階下に下りると居間に父と妹が待っていた。


「アマンダ帰ったかご苦労」

「お姉さまおかえりなさいませ」

カルメラはアマンダを見上げた彼女はアマンダと同じ赤毛で目の色も緑だ、だがカルメラの瞳の緑は薄い色をしているそして僅かに垂れ目だ、アマンダの無事を喜ぶように柔らかく微笑んでいる。


父エリセオは当主らしく座れと合図を出すとアマンダは一人がけのソファに深く腰を下ろした、このソファはエルニアのエステーべ館から持ち出した品だった、何時の間にかグラビエ館から運び込んだのだろう。


「私から報告いたします、オルビアは平穏で特に戦の準備は見当たりませんでした」

「そうか、オルビア王国から使者が来ているよ、どこかで入れ違ったな」

「あら使者ですか?何の話でしょうかお父様」

「様子見だね、彼らはテレーゼに関わり合いになりたくないんだ、難民が出ると迷惑なだけさ、ろくに農地もない国だからね」

「そうでしょうね、オルビアは寂れて活気のない国でした」

「うむテレーゼが栄えていた頃は活気があったようだがね」


「オルビアはしばらく平和でしょうかお父様」

「南は当面大丈夫だろう」

アマンダが少し前かがみになり眉を僅かに顰めた。

「南は?」


「北がきな臭くなってきた」

「グディムカル帝国でしょうか?」

グディムカル帝国の内戦が終わってそう時間は経っていない、帝国は二十年前に皇太子派と皇弟派の争いで分裂状態になっていたが、遂に皇太子派の勝利に終わったばかりだ。


「そうだ内側が固まるまで数年は動かないと思っていたんだが、南に下る気配がある」

「東西ではなく南ですか、さてはハイネの鉄が狙いですね」

「それが一番の狙いだろうね、あそこは精霊魔女アマリアの遺産(レガシー)の力で石炭を製鉄に利用できるからね」

「テレーゼが荒れますわね」

「だがブラスも俺も一概に悪いことではないと考えている」


「お父様、エルニアの関心が北に向くと言うわけですか」

「そうだ、エルニアは大公妃の母国のアラティアの友好国だ他人事ではない、いい忘れたがアラティアとセクサルドとハイネ通商同盟が軍事同盟を結ぶ動きがある」

「ハイネをグディムカル帝国に与えるつもりは無いのですね、しかしハイネにはルディガー様が」

アマンダは愕然とする。


「戻ってそうそうすまないが、お前にはハイネに向かい殿下達と接触してもらう、今度こそアラセナにお呼びするのだ、明日はハイネの地図がこちらに届く、最近の精霊通信の内容はカルメラから説明してもらえ、それを手がかりにルディガー殿下と接触してもらう、明後日には向かって欲しい、今日のところは休んでくれ、そうだまずは食事をしよう」


エリセオは初めて父親らしく微笑んだ。


「お姉さま休む暇もありませんのね」

カルメラの言葉はどこか淋しげだった。







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