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次の日、私は図書室に行った。
旅の準備をしようと思うからだ。
「あの〜、図書室って何処にありますか?」
「はい、図書室に案内しますね。」
「あ、ありがとうございます。」
ふぅ、ちゃんと言えたよ!私って知らない人と喋れないんだよ〜!だから、心配だったけど、ちゃんと言えたからよかった!
「ここが、図書室になります。」
「わざわざ案内してくださって、ありがとうございます。」
「いえ、これが勤めですから。」
ふぅ、ここが図書室か。めっちゃ広いな!
そんじゃ、まず、この世界の魔法について調べるか!私は、途中で出ていくつもりだから、一応調べた方かいいと思うし!
べ、別に魔法でもっと派手なのがいいとか、そんなんじゃないからね?!
ま、まぁ、調べるか。
えーっと、これだな!
『魔法の書』
.....そのまんまじゃん!なんかもうちょっとなかったのかな?!本の名前!
ま、まぁ、いいけどさ....
えーっと、なになに
この世界には、火、水、木、風、地、光、闇などの属性がある。
このうち光や闇はの属性は稀で、光の場合、世界ではどんな身分でも保護される対象になっている。(勇者は、対象に入らない)
なぜなら光は神の象徴として崇められており怪我や、病気を治すものとされているからである。
だが、闇の場合光とは反対で、見つかった場合すぐに処分される。これは、勇者にも言えることで、勇者が闇の属性を持っていた場合国を上げて殺すことになる。なぜなら、闇の属性は、魔族が持つものとされており、勇者も人間の敵となる場合があるため、人間の敵になる前にその場で殺されることになる。
パタン。私はそこで本を閉じてしまった。
.................................................................................................................................................................やばくない?!やばいよね?!絶対やばい!
光の方は、ま、まぁ、いいとしてさ!
闇の属性ってそんなに危ないものなの?!本当によかったよ!他の人に言わなくて!言ってたら、もうこの世にはいなかったよ?!私死んでたよ!
.......ハァハァ、めっちゃ心の中で突っ込んじゃったよ!もうびっくりだよ?!
ま、まぁ、もうそろそろ暗くなるからまた明日に読むか....もう疲れたし....
それから私は静かに帰った。