5
次の日になった。
今日の午前中は、剣や、弓など、体術系だった。
「きゃー、剣とか、めっちゃ怖いんだけど〜!私は、弓にしようかな〜
希里江ちゃんは?」
「ん?私?私は、剣かな!」
「えぇー?怖くないの?」
「えーっとね〜、私って、まえ剣道やってたし、かっこいいかなって思って!」
「そっか〜!じゃあ、別々じゃん、頑張ってね〜」
「ありがとー、そっちも頑張ってね!」
やっと終わったよ、あの人話長いんだよね〜
あっ、ちょうどいいや、集合かかってる!
「剣術を教わりたい人は、来てください。」
ふーん、やっぱ剣術をやるやつは、男子だけだな、当たり前か、
「それでは、剣術の練習を始めます!」
「「「「よろしくお願いします!!」」」」
「それじゃあ、まず、基礎からだ!剣を振ってみろ!」
「「「「はい!!!!」」」」
急にそれか!まあ、一応剣道やってたし、やってみるか
剣を取り出してみると、
「ふーん、意外に軽いな」
そこでみんなを見渡してみると、みんな重そうに持っている、
あれ?そんなに重いかな?普通に片手で、振れるけど?
「おい!そこの子!よく片手で持てるな!」
は?何言ってんだこの人?普通じゃん?
「男でも、最初は、重いと思うはずだがな!はっはっはっはー!」
うるさい感じの人だ。
まあ、気にしないけど。
そんな感じで、剣術は一応やり方だけ聞いておいた。
------------------------------------------------------------
午後は魔法だった。これは、みんな一緒にやった。
「それではまずは、魔法の説明をします。
魔法とは、体の魔力を使って起こす現象の事を言います。魔法をするには、まずは魔力を知らなくては、いけません。これから、魔法使いが、皆さんの体に魔力を流してみるのでそれを、感じ取ってください。」
私の番が来た。魔力は、暖かく、不思議な感じがした。
「どうですか?感じ取れましたか?」
私が、なんの反応も見せないので、声をかけてきた。
「はい!なんか、不思議な感じがします!」
「そうですか」
私にやってくれた人は、にっこり微笑んだ。
「ありがとうございました!」
そんな感じで魔法の事を話たあと、今度は、魔法を出してみることになった。
ちょっとワクワクする。
「それでは、今度は魔法を実際に出してみましょう。それでは、まず、体の中にある魔力を使って水を出してみましょう。」
体の中にある魔力...こんな感じかな.....できた!
「おお、希里江さんは、できましたね。すごいですね。」
ちょっと嬉しい......
------------------------------------------------------------
「魔法の練習大変だったねー!」
「そうだね〜!めっちゃ、大変だった!」
「まぁでも、体術とかそっちの方が疲れたよね〜!」
「たしかに〜!でも、意外に面白かった!」
「そうだね〜!」
「「キャハハ〜!」」
ああ、こんな日を早く終わらせなきゃ!そうと決まれば、明日から、真面目にやろう!