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「ふぁ〜、よく寝た〜!」


私は、ベットから下りながら言った。


「さ〜て、これからなにするかな!

まずは、腹ごしらえだよね!腹が減っては戦はできないって言うし!うーん、でもご飯っていつ食べるんだろ?うーん......」


腕を組みながら考えていると、


「勇者様、お食事の用意が、でしました。」


「おっ、ちょうどいいじゃん!

はーい!今行きます!」


****************************************************


そこは、広く、食べ放題のようになっていた


「すっご〜い!」


「あ、希里江ちゃんじゃん〜!」

「希里江ちゃ〜ん、一緒にご飯食べよー!」


「いいよー!食べよー!」


ああ、めんどくさい。なんで、こいつらの相手をしなきゃいけないんだよー!一人で食べたかったのに〜!はぁ


「おいしいね〜!」

「そうだね〜!」


「たしかに!めっちゃ、おいしい!」


ああ、こいつらと魔王倒すとか、絶対無理だー!やりたくない!

ああ!そうだ、そうだよ!やらなければいいんだ!魔王を倒さなければいいんだ!

そうと決まれば、準備をしなきゃ!あ、でもすぐに出ると、魔法をどうやって使うかわかんないから、少し、少しだけ待とう、強くなるまで!時間はたっぷりあるのだから!

だから、それまで少しの間だけ我慢しなきゃ.......


「ん?どうしたの?黙っちゃって?希里江?」


仮面をつけながら…..


「ううん!なんでもないよ!それじゃあ、もっと食べよー!私、お腹ペコペコ〜!」


「だよね〜!もっと食べちゃを〜!」



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