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「ふぁ〜、よく寝た〜!」
私は、ベットから下りながら言った。
「さ〜て、これからなにするかな!
まずは、腹ごしらえだよね!腹が減っては戦はできないって言うし!うーん、でもご飯っていつ食べるんだろ?うーん......」
腕を組みながら考えていると、
「勇者様、お食事の用意が、でしました。」
「おっ、ちょうどいいじゃん!
はーい!今行きます!」
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そこは、広く、食べ放題のようになっていた
「すっご〜い!」
「あ、希里江ちゃんじゃん〜!」
「希里江ちゃ〜ん、一緒にご飯食べよー!」
「いいよー!食べよー!」
ああ、めんどくさい。なんで、こいつらの相手をしなきゃいけないんだよー!一人で食べたかったのに〜!はぁ
「おいしいね〜!」
「そうだね〜!」
「たしかに!めっちゃ、おいしい!」
ああ、こいつらと魔王倒すとか、絶対無理だー!やりたくない!
ああ!そうだ、そうだよ!やらなければいいんだ!魔王を倒さなければいいんだ!
そうと決まれば、準備をしなきゃ!あ、でもすぐに出ると、魔法をどうやって使うかわかんないから、少し、少しだけ待とう、強くなるまで!時間はたっぷりあるのだから!
だから、それまで少しの間だけ我慢しなきゃ.......
「ん?どうしたの?黙っちゃって?希里江?」
仮面をつけながら…..
「ううん!なんでもないよ!それじゃあ、もっと食べよー!私、お腹ペコペコ〜!」
「だよね〜!もっと食べちゃを〜!」