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咎人供の悪足掻き(仮題)  作者: 薄氷
序章 生きることは…
7/16

孤独な楽園

書き始めてわかったことは思ったよりネタはあるがどう表現すればいいのか分からない。人生も作品も絶賛遭難中です。

「…」


針はこの川の周りを調べた。川は濁っているが魚はたくさん住んでいた。どうやら魚が暮らせる位には水は綺麗なようだ。まあ流石に直接飲用するには危険だがひと工夫すれば問題ないだろう。それに魚も捕れるのは大きかった。いい加減非常食には飽きたところだった。


シンはハンマーと小さな網を持ちながら、川のちょうど真ん中あたりにある小さな岩に静かに移動した。この岩付近には魚が数匹潜んでいた。


シンはハンマーを振り上げ小さな岩をありったけの力で打ち叩いた。シンは想定以上の腕の衝撃で思わずハンマーを落としてしまった。慌ててハンマー拾おうとしたが。


「うわ…」


岩の付近の魚が浮いてきた。どうやらさっきのショックで気絶したみたいだ。慌てて魚を網で取ろうとしたが、ハンマーを取ろうとしたタイムロスが大きく、2匹しか取れなかった。ほかの魚はすぐさま復活して急いで逃げたようだ。


もちろんシンは魚を取るためにハンマーで岩を打ったのだが、予想外の問題(ハンマーを落とす)と想定以上の効果(十数匹位の魚が気絶)に遅れをとってしまった。


(次はもう少し威力を抑えて打とう。…まあけど次は別の方法にしたほうがいいな…)


シンは2匹の魚を捕まえて陸に戻った…ハンマーを忘れたのを思い出して慌ててハンマーを手にしてから陸に戻った。


そして魚を捌いて食事した。魚の解体は本で見た捌き方を参考に多少不格好ながらなんとか解体できた。 


(え?ナイフ持ってたっけ?空き缶を利用して代用しました。)


ただ火はうまくつかなかった。付近の葉っぱや木を無造作に集めてライターで燃やそうと思ったがうまくつかなかった。本でみた火の起こし方を参考にしたかったが、木をもっと多く集めるのは現時点で無理だった。というより腹が減った。


 シンは魚を生で食べた。

 美味しいとかそういうのはさておき、何かが満ち足りる感じがした。なぜそう思ったかは分からない。ここは孤児院や町よりも過酷な環境で明日死ぬかもしれないのに…


 ただシンにはこの状況を受け入れてる自分と、一人しかいない環境が酷く奇妙に居心地がよかった。


 シンは魚を食べ終えると次は何をしようかと考えた。


テントの作成 食糧の確保 火種の作成 飲用水の確保 探索 etc…


------やるべきこと…やれることは沢山ある!




 

この回で描写した衝撃波で魚を捕る方法ですが、ガチンコ漁法と言いまして、非常時は別として普通にやると法律違反です。この作品を見て実行に移さないでください(多分しないとおもうが…)。

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