【ギリシャ物語】登場人物
始めに…
オリンポスの神々、及び真面目にギリシャ神話を愛する皆様。
大変申し訳ありません!(土下座)
BL、その他諸々の要素満載の妄想小説ですので、お許し頂ける方のみの閲覧をお願いします。
現在【ギリシャ物語】は、
○失恋。(BL)
●おまけ。(BL)
○南国。(BL)
●楽園の夜。(BL)
○ポセイドンの再婚。
○初恋。
●微熱。(BL)
○アレスの災難。(BL&ギャグ)
●実験。(BL&小ネタ)
○共犯。
○巡る思い。
●浅き夢。(BL)
○深き絆。
●束縛 二人を繋ぐもの。(BL)
○アレスの災難。エピソード2(BL&ギャグ)
○約束。(BL)
●誓約。(BL)
●秘め事。(BL&小ネタ)
○花の名を。
●伝えし言葉。(BL)
○銀の波 ポセイドンの結婚
●祝宴。(BL)
●嫉妬。(BL&小ネタ)
●久しき言葉。(BL)
○テミスのお茶会。
○贈り物。
●祝婚と繁栄と。(BL)
●結実 二人を結ぶもの。(BL)
○虚像。(BL&小ネタ)
●応えし言葉。(BL)
○ヘルメスの苦労。(BL&ギャグ)
○視線。
●毒薬。(連載中)
の33編がアップされています。(●はムーンライトノベル)
<オリンポス12神>
●ヘルメス(伝令の神)
外見年齢15~16歳の青年神。砂色の髪に、緑色の瞳。
神々の使者であり、旅人の守り神。商業と盗賊の神でもある。
何にかにつけて器用で要領もいい。ゼウスの私生児の中では、例外的にヘラにも気に入られている。
いつもへらへらと笑みを浮かべ冗談を振りまく陽気な道化者…といった印象を崩さず、その奥の本心を巧みに隠し続ける。
作者に気に入られたため、この小説では主人公に抜擢された。南無…。
●アポロン(光明神)
外見年齢20歳そこそこ。眩いブロンドに、青い瞳。
音楽、医学、予言も司り、神々の末でも最も誉れ高き者と名高い。
並ぶ者なきほど美しい容姿を持ち、弓を取れば過たず獲物を打ち抜き、竪琴を奏でれば誰もが魅了される。
そんな彼も、恋愛に関しては運が悪いのか不器用なのか、悲恋の率高し。美しいものならなんでも愛する両刀で、父親に似て気が多すぎるなのも玉に傷。
重度のマザコンかつシスコンでもあり、特に姉のアルテミスに深い愛情を持つ。
異母兄弟のヘルメスとは、相手が生後2日目からの親友同士。
●アルテミス(処女神)
外見年齢17~18歳。プラチナブロンドに、青い瞳。
乙女の守護神であり、狩りと産婆と獣たちの神。アポロンと共にレトの輝ける双神と名高い。
髪の色が薄く、体がすらりと華奢で女性らしいことを除けば、アポロンと瓜二つ。
男嫌いだが弟には甘く、その友人のヘルメスにも優しい。何故かディオニュソスとも友人同士。
ちなみにこの話では、月の女神はセレーネ、太陽の神はヘーリオス、という説をとっているので、双子が常にすれ違いというわけではない。
●アレス(軍神)
外見年齢20歳前後。赤銅色の髪に、藍色の瞳。
知的な策略ではない、野蛮な戦闘を司る神。
黙っていればかなりの美男子で、「天界美男コンテストをやれば2位か3位ぐらいは取れるんじゃない?」とはヘルメスの談。
ただ、直情的であまり頭を使うのは得意じゃないんじゃ…とか思われている可哀想な人。
主神ゼウスと妃ヘラの息子で、正当な天界のプリンスである。
その割りに異母兄弟とも仲が良く、ヘルメスとは悪友。
●アテナ(戦と智恵の女神)
外見年齢20歳前後。茶色の髪に漆黒の瞳。
ゼウスと最初の妃、メティスとの間の娘。生を受けた順で言えば、ゼウスの長女。
アレスには一方的にライバル視されている。が、武芸でも知能でも彼女の方が優秀。
処女神だが、特別男を敵視することなく、数々の英雄を助けている。
ヘルメスとも仲がいい。一言で言うと、出来すぎなお姉さん。
●ディオニュソス(酒の神)
外見年齢14~15歳。紫掛かった黒髪に紫色の瞳。
酒と演劇と狂気を司る。いつもほろ酔い加減の美少年。
赤子の時自分を助けてくれたヘルメスを慕っている。逆に、理性の神でもあるアポロンとは相性が悪い。
でも、この異母兄弟ズは、結局なんだかんだとつるんでいる。
●ゼウス(全知全能の神)
金髪に青い瞳。言わずと知れた、オリンポスの支配者で神々の王。
上の6人の実の父親である。
浮気が多く、正妻のヘラを悩ませ、愛人たちが酷い目に逢うのは相変わらず。
●ヘラ(結婚の女神)
外見年齢18歳~20代。落ち着いたブロンドに、藍の瞳。
ゼウスの姉であり妃。神々の女王。
その美貌によりゼウスに求愛され、先代王妃テミスに正妻の座を譲られる。
気位が高く嫉妬深いが、実はゼウスを一途に愛し、彼の浮気に常に苦しめられている。
年に一度、カナトスの泉で沐浴をして若返り、ゼウスの新妻となる。
●ヘーパイストス(鍛冶屋の神)
外見年齢30歳。焦げ茶色の髪に、青と灰色のオッドアイ。
頭からアテナを産んだゼウスに対抗して、ヘラが一人で産んだらしい。しかし、育児放棄。
片脚と片目が不自由なため醜い不具の神とされるが、それ以上に素晴らしい技術を持っている。
アフロディーテの夫だが、彼女とアレスとの浮気が発覚したため別居状態。
正式に離婚した暁には、カリスの一人、アグライアと再婚するのではないかと言われる。
現在アレスは、必死にへーパイストスへの慰謝料を溜めている最中だとか。
●アフロディーテ(恋愛と美の女神)
外見年齢22~23歳。ハニーブロンドに水色の瞳。
アレスの愛人。へーパイストスの妻。
恋多き女性。エロスとは親子なのか主従関係なのか微妙。
●ポセイドン(海王)
藍色の髪に銀の瞳。クロノスの息子の一人。ゼウスの兄。
勇ましい荒くれ者のプレイボーイだが、その下に繊細な心を持つ。
●デメテル(農耕の女神)
外見年齢20代後半。茶色掛かった金色の髪に、穏やかなハシバミ色の瞳。
ゼウス、ヘラ、ハディス、ポセイドンの姉で、ゼウスの愛人でもある。
娘のペルセフォネを愛し、彼女がハディスに浚われ嘆き悲しむと、世界最大のストライキを決行する。
全生物の運命を、運命の女神以上に握っているお方。
<その他の神>
●エロス(愛の神)
外見年齢12~13歳。ペールブロンドに水色の瞳。
愛を齎す金の矢と、愛を冷ます鉛の矢を持ったいたずらっ子。
背中に二枚の金色の翼を持っている。
●アンテロス(応愛の神)
外見年齢12~13歳。ペールブロンドに緋色の瞳。
相思相愛を司るエロスの弟。しかし、叶わぬ恋の復讐者でもあるため、エリス並みに嫌われている。
金色の翼は四枚。
●アリスタイオス(養蜂の神)
外見年齢17~18歳。ブロンドに琥珀色の瞳。
アポロンの息子その1。
養蜂以外にも、牧畜や酪農やとにかく実用的な様々な技術を司り、田園風景の似合う素朴な青年。
●アスクレピオス(医学の神)
外見年齢18~19歳。栗色の髪に青い瞳。
アポロンの息子その2。
生前は死人さえ生き返らせる優秀な医者だったが、その罪によりゼウスの雷に撃たれ死亡。
死後、神となった後も、医学の研究と発展に余念がない。
なんとなく、どんな薬も作れる人のイメージが…。
●ヒュメン(祝婚の神)
外見年齢14~15歳。プラチナブロンドに薄青の瞳。
アポロンの息子その3。
ムーサの一人カリオペを母とし、婚姻の歌を歌う祝福の神。
しかし、当人はまだ独身。
●プリアポス(庭園の神)
外見年齢18~19歳。黒髪に黒い瞳。
デュオニュソスとアフロディーテの息子で、ヘルメスの養い子。
子孫繁栄を司るため、ヒュメンと共にヘラに付き従っていることが多い。
●イリス(虹の女神)
外見年齢17~18歳。レモン色の髪に空色の瞳。
ゼウスに仕える伝令の女神だが、最近は女性のためかヘラのお使いをすることが多い。
性格はおっとりで優しいが、俊敏な移動力を誇る。神々が誓いに使うステュクスの河の水を運ぶのも、彼女の役目。天界と地上の間に虹の橋を渡す力がある。
ヘルメスとは同じ仕事の同僚で仲良し。しかし、処女神のため、彼も手が出せずにいる。
●クロノス(時の神)
ゼウスたちの父で、前の神々の王。
その横暴な行いに反旗を翻したゼウスたち兄弟に対し、ティタン神族を率いて10年もの間戦い続けるが破れ、地下のタルタロスに幽閉される。
遥か後にゼウスと和解してエリューシオンの支配者となるが、この話ではまだまだ先のこと。
●アンピトリテ(海の女神)
外見年齢20歳後半。濃い栗色の髪に青み掛かった黒い瞳。
ポセイドンの妃。優しく穏やかな性格で、ポセイドンの浮気を咎めたことがない。
50人姉妹のネレイスたちの一人で、最も美しいと評判。
自分達の恋を取り持ってくれた、イルカを大切にしている。
●トリトン(海神)
外見年齢10歳程度。青い髪に青い瞳。
ポセイドンとアンピトリテの息子。海の王子。
下半身が魚の人魚少年。泣き虫だが、心根は優しい。
●ヘルマプロディトス(両性具有神)
外見年齢15歳。ハニーブロンドに翡翠の瞳。
ヘルメスとアフロディーテの息子。輝くばかりの美少年だったが、水の精サルマキスの願いにより、彼女と一体化。両性具有となってしまう。
それ以後、サルマキスの泉の水に触れた男性は、女体化してしまう。
●ハディス(冥王)
黒髪に金の瞳。クロノスの息子の一人。ゼウスとポセイドンの兄。
冷静沈着で冷酷だと言われているが、その実、孤独と独特の優しさを持つ。
恋には激情型で、誘拐犯一歩手前。(父親には許可を取ったので)
……それでも、作者にとっては最愛の守護神である!
●ペルセフォネ(冥府の女王・豊穣の女神)
外見年齢14~15歳。金髪に濃緑の瞳。デメテルの娘。
春から秋にかけては母の元で豊穣を司り、冬はハディスの元で冥王の妃を務める。
最初はハディスを恐がっていたが、次第にその孤独に心を寄せる。
彼女が微笑むだけで、冥府に春が来ちゃうほどの美少女。
●ヒュプノス(眠りの神)
外見年齢11~12歳。銀髪碧眼。中性的ないつもぼーっとしている少年。に見えて、実は少女。
冥界の女性率をちょっとだけ上げてみました。(元は勿論男の子)
双子のタナトスとは親密。というか、片想いされているが気付いていない。
ペルセフォネとも仲良し。
背中に白い翼が生えている。
●タナトス(死の神)
外見年齢15~16歳。黒髪、黒目。ヒュプノスの双子の兄弟。
人に嫌われやすい御職業。本人は黙々とこなす…が、ストレスは溜まっている模様。
いつも慇懃な態度だが、ヒュプノスが絡む時だけ激変する。
ヘルメスとは若干仲が良い。
背中に黒い翼が生えている。
<人と神の狭間>
●アリアドネ(クレタ島王女)
外見年齢15~16歳。ストロベリーブロンドに鳶色の瞳。
ディオニュソスの妃。
ナクソス島に置き去りにされたところを、ディオニュソスに見初められた。
知的な美少女で、ディオニュソスとの仲は良好。
多分、パズルなどが趣味。
●オリオン(狩人)
外見年齢20歳前後。黒い髪に黒い瞳。
浅黒い肌の美男子で、狩りの腕は天下一品。ポセイドンの息子らしいが、不死の神ではない。
気が多く乱暴ではあるが、勇敢で飾らない心の持ち主。
●ガニュメデス(酒童)
外見年齢12歳~13歳。金髪のくるくる巻き毛、菫色の瞳。
その美しさゆえに、酒宴に仕える寵童としてゼウスが地上から浚ってきたトロイアの王子。
中々不憫な境遇だが、本人は真面目に仕事をこなす素直な性格。少々流されやすく、色々な神に口説かれては断れずに困っている。
<その他の設定>
ようやく12神揃いました…最後がアテナ様とは私も罰当りな。
ヘスティア様は御自分でディオニュソスに12神の座を譲ってあげた、という説をとっています。
身長について~
イメージですが、異母兄弟ズの中ではアポロンが一番高く、ディオニュソスが一番低いです。
アレスとヘルメスが同じくらい。ヘルメスは手足が長いので、ひょろっとして見えます。
アレスは筋肉質。アポロンは彫刻そのままみたいな体。
女神では、ペルセフォネが一番小柄。アテナは男性に負けないくらい長身のモデル体型。
ゼウス世代は、状況により外見年齢を使い分けている気がするので、身長も自由自在。
髪と目の色について~
これは全く公式を裏切ってますので、御了承を。
ヘルメスは金髪らしい。アテナとアンピトリテとポセイドンの目は青いらしい。
金髪碧眼ばっかりだよ!ということになりそうでしたので、随分変更してます。
まぁ、絵がまったく描けないのでダブっててもいいんですが。
長音・短音表記について~
これも、統一していないです。短音表記が多いですが、故意に長音にしている人もいます。
読みも同様です。どうも、ハディスと書くのは少ないらしい。
文字で書いた時の、語感重視です。すみません。
時系列について~
正直全然判っていません。
ギリシャ神話の神を生まれた順に並べてみろ、とか言われたら、最初のカオス→ガイアあたりで挫折しそうです。
最後に、付けたし。
実は作者、ギリシャ神話は星占いと星座から入った口です。
ですので、古代ギリシャの文化や、古典の正確な内容については、本当に疎いと思われます。
多分往々にして、何これ?!と思われる部分があるとは思いますが(『南国。』なんて、バリ島のイメージですし)もう、”ギリシャ神話を基にした、二次創作の異世界ファンタジー”というぐらいの勢いで、大目にみて頂けると嬉しいです。
本当に申し訳ありません。(土下座)