表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/209

崩れた家屋に残されたメモ

Yより


僕と同じくこのイカれた村に迷い込み、抗っている人へとこのメモを残す


まずは自己紹介

僕の名前は八俣

友人と恋人に裏切られこの理不尽な場所へと閉じ込められた者だ


この紙は、これを張り付けている死体の持ち主のを使わせて貰ってる

彼女の名前は井上さん

僕達と同じようにここへと迷い込み、化け物に殺された哀れな被害者だ


ここはスマフォは使えない

でもライトが役に立つときはある

極力充電は使わないようにした方がいい


まずこの道を北

あの大きな家の方へと進んで欲しい

途中に青白く光る池がある


贄人の池 だそうだ


そこにこの村で生き残るための方法を記している

あそこには化け物も来ない


まずは池へと進んでくれ




池の水は飲める

だが食べ物は無い

彼女の死体に張り付いた虫は食べても大丈夫だ

くそ苦いが害はない

飢えるよりマシだ


魂も微量ながら増える

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ