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斯くして彼は異能となった  作者: 後藤秀之真
幽霊の声が入った歌
20/208

USBメモリに残されてた文章


唯と恋人に成れた

相思相愛だった

うれしい



何処にも漏らせない内容を書いていく






唯と恋人になって初めてのデートは水族館

私はメンダコのぬいぐるみ

唯はイルカのぬいぐるみ

交換し合って幸せ





屋上でキスをした

唯のリップの味がした










唯と芸能界にスカウトされた

恋人のままと言う条件で受ける


唯の事を世に知られるのは嫌


だけど唯は嬉しそう

芸能人になりたいって言ってたね





二人で人気になって

ユニット組んでライブをする


唯の夢なら

私の夢だ



彼女の為に一緒の道を進もう







芸名

唯、と不特定多数に呼ばれたくない

芸名を付けるようお願いした


私はこのままでいい

不特定多数に呼ばれる中唯からの言葉が輝くから






レッスンなどは予想以上に厳しい

唯と会えない辛さと比べるとなんて事は無い







今時CDって売れるの?

唯の水着姿のパッケージ

5枚買った










デビュー曲で順調な滑り出し

私より唯が売れている

当然だ









唯と久々に一緒に寝た

肌が乾燥しかかってる

睡眠不足なんじゃない?







番組の企画

唯と競い合う


私がしくじればその分唯が輝く





唯が作ってくれたクレープ

おいしい



企画の最後に二人でライブ

上と掛け合い二人で作詞作曲する


唯の歌詞に私が曲を乗せる

共同作業ってやつよね




おかしい

唯より私に人気が出ている

私が唯より目立つなんて駄目


手を抜いたら唯に失礼

どうすればいい?










唯との関係がバレた


肉体関係を求めてきた

コレだから男はダメだ




チャンスだ


私の体を使って唯に仕事を回して貰えばいい







面白いほどうまくいく



私がお偉方と寝る度

唯に仕事が行く


悔しいけど

アイツにはお金が行く


ただ私もアイドルを頑張らないと

ヤニ臭いおっさん達に抱く価値があると思わせないと




私は汚れたけど

唯が綺麗なら構わない

唯の夢が叶うなら苦でもない



一緒にライブと言う夢

私は添え物でいい

唯と一緒に居れればそれでいい


唯のマネージャーになるという方向性で行こう








明日は記念日


テレビ局の屋上からの夜景が綺麗だった

今夜撮って唯に送ろう


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― 新着の感想 ―
[一言] oh…これはこれは重いじゃあないですか
[一言]  やはりあのマネージャーが黒い。  それとは別に女性を喰い物にしか見ない業界の人間に反吐が出る。  悪人に人権は無いは名言だと思う。
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