【奥付け】二部登場人物のまとめ
マリー・パスファインダー
本作のヒロイン。15歳。身長は155cmくらい。
相変わらず船酔いが酷い。服装と思い込みで性格が変わる事がある。
フォルコン・パスファインダー
マリーの父。マリーが船長になったのは彼の訃報が発端だった。
本作終盤でマリーとの再会を果たす。
フレデリク・ヨアキム・グランクヴィスト
中の人はマリー。ストーク王国の子爵の四男坊だという。
彼が歴史ある海編で大暴れした結果、知らない所で何かが起きているらしい。
スループ艦フォルコン号乗組員
『不精ひげ』ニック
リトルマリー号乗組員。主に操帆を担当。推定30代後半。
無愛想で無表情、背格好は良いがあまりプライドが無い。怠け癖あり。
マリーは「ニック」が偽名である事を見抜いていて、普段は不精ひげとしか呼ばない。
ロイ爺
リトルマリー号乗組員。推定60歳前後。
船の事は何でも出来るが高齢がネック。長い髭を蓄えている。
知識と経験は豊富だが勘はあまり頼りにならない。
前作から副船長を務めるようになった。
『太っちょ』アレク
リトルマリー号乗組員。推定27歳。二つ名の通り小太り。
太っちょと呼ばれるのが嫌いでない。
船では特に商取引や測量に才能を発揮している。
戦闘時はロイ爺と一緒に留守番に回る。
オークのウラド
リトルマリー号乗組員。推定年齢不明だが結構若いらしい。船一番の紳士。
この世界のオーク族は下顎から上へ鋭い牙が二本生えた肌の青黒い種族。
被差別種族だが勤勉で法令遵守意識が高い。暴力が嫌い。
アイリ・フェヌグリーク
手配書が暴露した所によると28歳。元白金魔法商会の商会長。魔法使い。
派手な破壊魔法などは使えないらしいが、魔法の船酔い知らずの服を作れる。
惚れっぽい。マリーを叱るのは彼女の役割である。
ナームヴァルのカイヴァーン
推定14歳。ナルゲス沖の廃船に置き去りにされていた少年。
実父は有名な海賊だったらしい。本人も元海賊だという。
「家族」という言葉に異様に執着している。
後にマリーを姉、フォルコンを父と呼ぶようになった。
その他の主な登場人物
ヨハン・トライダー
アイビス王国国王直属部隊、風紀兵団の団員。濃い目の金髪。
初登場時は一隊を預かる隊長だったが後に自ら降格を願い出て平隊士となった。
謹厳実直で仕事熱心だがそこが欠点でもある。マリーを想い人とし、フレデリクを親友と思っている。もちろん同一人物だとは気づいてない。
ヒューゴ・ベルヘリアル
アイビス海軍ロットワイラー号艦長。身長2m近い細身の男。
銀髪で眼光鋭い叩き上げの職業軍人だが、賄賂にとても弱い。
マリーを一角の英傑と勘違いしつつある。
退役中将ラズピエール
パルキアの内海方面海軍司令部に居る人。
引退しているので権限は無いのだが、色々な事が出来てしまうらしい。
単にマリーのファンなのではないかと思われるフシあり。
ファウスト・フラビオ・イノセンツィ
サイクロプス号艦長。金貨25,000枚の賞金を掛けられた大海賊。
大変な危険人物らしいが一度フォルコン号に命を救われた。
歴史ある海編の最後に、マリーに手を貸してランベロウを誘拐した。身長2mを越えるゆるふわ金髪のニコニコめがね爆弾おじさんで少女小説も好きらしい。
ジェラルド・ヴェラルディ
フェザント海軍アキュラ号艦長。黒髪のワイルドな奴。
訳あってマリーの船に乗り込んだ上、フレデリクにそそのかされ冒険を共にする。
彼もマリーとフレデリクを別人だと思い込んでいる。
剣の腕は凄い。パパが提督。だけどいつもお金が無い。
セレンギル
イリアンソスで海賊船の乗組員をしていたが、フレデリクとジェラルドに船を強奪され恭順。
その後の冒険の中でフレデリクに心酔し親分と慕う。
ハマームでは王子様のファルクと顔が似てるという事でフレデリクの計略により影武者にされた。
エルゲラ
アイビス海軍ポンドスケーター号の役人っぽい艦長。
レオン・オランジュ少尉
アイビス海軍海兵隊の小隊長。16人の部下を率いてポンドスケーター号に乗っていた。
主な特徴は見た目がとてもゴリラに似ているという事。
勇敢で正義感が強いが、繊細で傷つきやすい一面も持つ。果物が大好き。
サッタル、ハリブ、ホドリゴ
三人まとめて。泰西洋の白波編でマリーに捕まり泣く泣く配下になった零細海賊。
ナーセル
パスファインダー商会に協力するヤシュムの商人。
イマード
マジュド国首長。一方的にマリーを騎士に叙任した。
トゥーヴァー
幽霊船ハバリーナ号船長。陽気な幽霊。
百年以上前にコルジア軍に捕まって処刑されたという。
彼女の愛用の剣はマリーに託された。




