第一章 第八話 吸血鬼戦
聞いた所次の襲撃は明日らしいからまずは大量の回復薬を用意する。
そういえばこの回復薬ってどのぐらいの階級なんだろう
《完全回復薬です》
へぇ、すごいね。驚きすぎて言葉が出ないよ。まぁ、良い物があるのはいいことだ。こちらの戦力はと言うと。
戦闘可能:30
戦闘不可:20
戦闘できないのは本当に年寄りの者か子どもなどだそうだ。武装等はそれなりの物があるそうだ。
とりあえず俺は回復薬の準備をする。回復薬がちょっとしたプールぐらいの量になってた。このぐらいあれば良いだろう、足りなきゃまた用意すればいい。そうだ、
「ヴァイス」
「何のようですか?主」
「お前に何かあったときのためにあいつらのことを見てて欲しい」
「・・・・・分かりました・・・」
そんなしゅんとするなよ。
「お前にしか頼めないことだからな」
「はい!」
げんきんなやつだ。
・・・・・そして約束のとき・・・・吸血鬼が35人と兎みたいだけど怖そうな見た目をした魔物をつれてきた。
「貴様ら降伏するなら今のうちだぞ」
などと言ってくるがオーガたちはすでに攻撃を仕掛けている。
「っく、この卑怯者!」
吸血鬼が何か言ってるがそんなこと戦闘では何の意味も持たない言葉だ。だが、人数が少し少ないこちら側が少し不利になっている。けどオーガたちもなかなか強いな。しかし吸血鬼も厄介だがあの兎も厄介だ。しょうがない、少し俺も参加するか。
「ヴァイス」
「はっ」
「少しあけるぞ、あの兎を少し倒してくる」
「そうですか・・・・御武運を!」
「お、おう。いってくる」
大げさだと思うが、しかしオーガたち6人でようやく相手になっているところか。試してみたいことがあったんだよな。外骨格生成って性質とかって変えれるのか?
《大きくは変えれませんが可能です》
なるほど・・・まずレールのように体を伸ばして間を少しずつつけて【外骨格生成】っと性質は電気を通しやすくして・・・というかスライムからなんかごついのが生えてるみたいだな。で次に【纏雷】発動して・・・いつも水圧そのものを打ち出していたけど、それなりの大きさの針を作って、外骨格生成して纏雷しているところにセットして【水圧砲】で撃つ!
シュパン!!
ドスッ!
届いたな意外と威力高かったな。オーガたちが何が起こったのか分からずいる。すまん、次の作業に移るか。針には【鋼糸】でつなげてあるから・・・【纏雷】
・・・・・・成功だ・・・兎みたいな奴が感電死してる。死んでるかともかくは分からんが、敵が減ったな。さてと吸血鬼どもは、君たちも驚いてどうする!
しまった、ノリつっこみをしてしまった。
そんなことになってる間にオーガ達は吸血鬼たちに対して攻めているな。意外と早く終わりそう。だが、一人だけやけに強い固体がいるな、しょうがないもう一回やろう・・・・
ガブ!ガジガジガジ
・・・・あのヴァイスさんなにやってるんですか?何かあったらよろしくとは言ったけどそこまで自由にやって良いなんていいましたっけ?
「主よこいつはどうしますか?」
そういいつつ戻ってきた。いやどう考えても死んでるとしか思えんのだが・・・・っはそういえばさっきの兎の回収も間だった。とりあえずこうしでつながっているのでこっちまで引きずってくるか。動かないけど!この吸血鬼はどうしよう。死んでるし、情報云々も関係ないし・・・
「じゃあ俺が処分するよ」
「っは」
さてと【捕食】っと
《擬態吸血鬼を獲得。スキル暗視 統合 分離 飛行 風属性魔法を獲得しました》
いろいろと持ってたみたいだな。でもいきているんだからもう少しスキルを持っていないのか?それとも俺が人型じゃないから獲得できないのか?まぁいいか。
そうだオーガ達は・・・・おっふ




