第一章 第五話 名前と仲間
・・・・・あれからまた時間がたったスキルは新しい物はほとんど手に入らなかったけどレベルが上がって親しみのあるメタルスライムに進化した。と言っても金属のような見た目になったいろいろやっているうちに薬草で回復薬とか作ったなスキルも『影移動』『熱源探知』『反響定位』とかのスキルも獲得したけど、そういえば今まで名前のところが無しになってるけどあったほうがいいよなぁ
どんなのが良いかなぁ前は春って名前だったけどで今はスライムだし春は英語でスプリングだっけ?・・・・・・・プライム?それもなんか違うなリライ ・・・リライで良いかなそうだ!
プライムを苗字にすればいいんだリライ・プライムそんな感じで良いかな
《メタルスライムからスライムブランに進化しました》
・・・・・・俺が適当に名を考えてから二日たった。周りに魔物がいないと言うよりよった瞬間どこかに逃げてしまう。どうしてだろうか?そういえば魔力ってずっと作られてるのか?
《はい》
と言うことは作られても入りきらない魔素ってどこに行ってるのか?
《体外へ妖気として漏れ出ています》
まじかもしかして結構あふれてるのかどうすればいいんだ?
《胃袋へ送ることを進めます》
おっと素晴らしい一言が来たぞ。魔素って胃袋に入れられたのかやってみよう・・・・・・おぉぉお!何体から出て行くような感覚が無くなった。
・・・・明かりが見えてきた。この暗い洞窟からようやく解放される。ようやく日のあるところに出れたぞ!あれ?白い狼?が血だらけで倒れてる
《スノウウルフと解析結果が出ております。スノウウルフはこの辺りのように暖かいところでは極端に弱体化します。基本的に純白なのが特徴です。そこから進化したホワイトウルフなどは炎熱耐性を獲得した上位種で無ければ本来ここにはいません》
そ、そんなことよりとりあえず 回復薬をかけてと外じゃ日が当たって熱が余計高くなるからとりあえず俺に乗せて洞窟内へ運んでっと、炎熱操作でこいつの周りの熱を離していって、とだいたいこんな感じか。とりあえず。こいつが目を覚ますまで待つか。
「GURRRRRRR」
っちこいつ目当てか?でも無駄な戦闘はしたくないな・・・・そうだ!今まで使ってこなかった『威圧』『威嚇』を使ってみよう
・・・・・一瞬で逃げたぞ・・・・なんだこのスキルは解説を頼む
《威圧:対象にあふれ出ている妖気を使ってプレッシャーを与える
威嚇:妖気をイメージによって形作り脅す》
なるほど・・・と言うよりそんなに俺が強くなってたのか?比較がいないから分からないな。
あ、起きたかでも話が通じるのか。超音波を応用して・・・こんな感じか
「おい、大丈夫か?」
ビックゥゥ!!
そんな驚くなよ
「もしかして助けてくれたのはあなたですか」
「おう、そうだ。大丈夫か?何であんなところに?」
「なぜ?・・・・思い出せません」
「そうか、お前名前は?」
「ありませんよ」
「そうか、なら俺が名前をつけてやるよ」
「よろしいのですか?」
「お、おう何だ何か問題でもあるのか?」
「い、いえありません・・・」
そうだな白だしドイツ語で確かヴァイスだっけ直球すぎるけどいいか
「おまえはヴァイスだ」
そうするとスノウウルフいやヴァイスは進化した
・・・・え・・・いやそれだけじゃないぞ俺の魔力がとられたんだが、ま、まぁいいか
「主よ。私はスノウウルフからホワイトウルフへ進化しました」
「あ、うん。よかったね」
なんかでかくなってるし、ホワイトのはずなのに黒のラインがかっこよく入ってるし
《固体名:ヴァイスはホワイトウルフへの進化時に影移動などを受け継ぎその影響で黒の毛が生えた可能性が高いです》
あ、そう。尻尾ぶんぶんしてるなこれからそこらへんを歩き回りたいのだが
「俺、そろそろ行くんだけど・・・」
「私もついていきます」
「でもお前大きいんだよなぁ」
そんな尻尾をたれ下げてしょんぼりするなよ
「じゃあ影移動で俺の影に入るか?」
「はっ!」
尻尾を振りながら俺の影に入っていった。




