~鈍感で最強な転校生~
~鈍感で最強なお姫様の転校~
ども~!!こんにちは!!私の名前は相原 優奈!!本名は藍月 優奈!!
なぜ本名だけじゃないのかって?
それはねぇ~
なんと、私の家が代々の族一家だから!!
私の家は龍桜ってゆう全国№1の族で、小さいときにそのせいでほかの族に
狙われたことがあるから、仮の名前を使って生活してるのww
私は小さい時からやんちゃで、小学校のときなんか女子を守るために男子相手に喧嘩を売るぐらいのじゃじゃ馬っぷりで、お父さんやお母さんなど周りのみんなから「じゃじゃ馬姫」って言われていたww
私も「じゃじゃ馬」だということは十分理解しているので否定はしないが、「姫」と呼ばれることは少し疑問に思う時があった。確かに私は女の子だからという理由でつけたのならわかるが、姫というより「女」の方がしっくりくる。
一回私はそれを聞いてみたことがあったが、皆口をそろえて「お前が、それに反して可愛いから」と口をそろえて言う。周りの女の子も同様だ。
それを聞いて反論しないわけがない私はこういう「私のほかに可愛い子なんてたくさんいるじゃん。どうして私なのさ」と。
すると周りは「はぁ・・・。」とため息をついてあきらめたような顔をする。
そんな顔を見て私は顔をかしげる・・・。
そんな感じのやり取りが何回もあった。
確かに私の家のスペックはすごいと思う。
お父さんは龍桜の初代総長で、年を取った今でも20代前半に見えるイケメン
お母さんはこれまた龍桜の初代桜姫で、これまた年を取った今でも20代前半に見える美人
お兄ちゃん一人目は、龍桜4代目の総長で、大学2年生なのに高校生に見えなくもないイケメン
もう一人のお兄ちゃんは、龍桜4代目副総長で、大学2年生なのにこれまた高校生に見えなくもないイケメン
弟は今はまだ中学1年生だが、これまたイケメンなのである
そんな家族の中に、美人でもなく、可愛くもない不細工な私、優奈様様ww高校二年生がいるのである。
なぜだ、なぜなんだ。
なぜにこんなにも顔がハイスペックな彼らがいるのに、なぜ私だけww
まあそんなことは置いといてww(←置いとくんかいww
そんな私は、朝から大忙しww
なぜかって?
なぜなら、こんな時期に私の転校が決まったのだww
私の学校は公立の進学校で、頭はそれなりに回る私(←一様これでも学年1位をキープしていたww)は、
強制的にお父さんやお母さんお兄ちゃんが通っていた高校に転校すること命じられてしまったのであるww
その学校の名前は「私立東雲学院高校」というところで、私の通っていた進学校よりもはるかに上をゆく進学校で、そんなところに転校といっても編入テストで落ちてしまう自信ありありの高校に私は行くことになった。
お母さんが言うには「貴女はもう編入テストを受けて、それに満点で合格してるから今日から言ってもらうわよ」と言われているのでこの春満開の新学期に転校することになったww
前の学校にも言ってあるといううことなので(←さすがお母さんやることが早いww)遠慮なく登校してきた私だが、ここで問題が発生した・・・・
ここはどこだww
そう、私は迷子になってしもうたのだwww
誰か助けてww私を職員室まで連れて行ってwwという心の叫びは届かないままSTが始まる時間になりつつあった。
色々歩き回っていると、後ろから声をかけられた。
「なあ、あんた迷子?」と
私は否定するまでもなく「うん」と答えた
すると声をかけてきた人の後ろにいつの間に来ていたのか5人の男の子がいた
その中の一人が私に気付いたらしく声をかけてきた
「君、どうしたの?見かけない顔だけど・・・。もしかして転校生?」
と聞いてきたのでうなずくと、その男の子は「すごーい」といいながら抱き着いてきた